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穹が凪ぐ音の夢

エロゲの感想や自分の一日を日記みたいに一生懸命、書いてます。

天瀬島は色恋ざかり STARRY GARDEN 感想

以下感想
ネタバレあり注意
天瀬島は色恋ざかり




























Liaisonから発売されたエロゲ。
どうやら処女作らしい。
見た感じシンプルな学園物っぽい。










千景
千景 天瀬島は色恋ざかり
元々島外の出身者だからか、他キャラと比べるとかなり身近で親しみやすいヒロイン。
演劇に対する情熱も高いが、前の学校で避けられていたことから序盤はあまり乗り気ではなかった。…最も個別√にはいるとかなり積極的になるけども。
生徒会長で皆から頼られているものの、本人は割と流され体質な上周りの空気を読んで行動してしまい、自分から積極的に動くことが出来ないという損をするような立場でもあった。

そんな千景だが、周囲の人達の嫌な反応を受け、一度は挫折しかけたが遥との付き合いを経て自分の今本当にやりたいことを見つけ行動できるようになった。最後のステージでの告白は正にその表れと言えよう。
……しかし、そもそもこの√、学園の生徒達が極めて酷いキャラになっている。演劇をする千景のファンになり、その後勝手に過去を調べ、実は島外から学園に来ており元々ここの生徒ではないという「だけ」で避けたり、差別のまなざしを向けているのは普通におかしい。どれだけ島民絶対主義なんだよ。
そして千景の過去に関してもそもそもなんで前の学園で皆から避けられていたのかはこの√では一切語られない。過去にこういうことがあったから消極的な性格になったという理由付けが無いため感情移入が全然できなかった。…一応全ヒロイン攻略後の最後のエピソードで少し語られることになるけども。
後、これは全√に言えることなんだけど今回は演劇が重要なのにその実際の題目や演技の内容が一切語られず、「~って感じだった」結果だけしか分からない。作中でどういう劇をやっているのかくらいはあるとは思ったのだけど、まさか名前すら分からないとは…。

他にもリリヤがテレポートさせますというのを簡単に信じたり、石も一切関係ないし、周りにばれないよう親しい友達の関係でいようと言ってるわりに即キス&Hし始めるたりと、全体的に不愉快と意味不明が交じり合った滅茶苦茶な話だった。





リリヤ
リリヤ 天瀬島は色恋ざかり
神出鬼没な海外からの留学生。
日本語がたどたどしい上に、感情も乏しいために何を考えているか分からず、たまに海に飛び込むなど変な行動をとることも多い不思議ちゃん。ただ学習する意欲はあり、日本語の本を一晩で読み終える等一種の天才肌かも。…最も読まされた本が官能小説やら恥ずかしいポエムやらろくなものが無いけども。
どうやら自分の気持ちを伝えることも苦手らしく、遥に好意を持った時もおでこを見せる、しらす(大好きな物)をあげることでお付き合いを始めたと思ってしまうほど。どうやら出身国でのやり方みたいらしいが。

そして正体が海外ではなく別の世界からの留学生で、悪い記憶などをもった石を破壊するためにここに来た。気持ちの伝え方も言葉も変だったのはその世界の常識が異なるからだったらしい。
石を壊すにしても記憶を犠牲にしなければならず、リリヤ自身の記憶を犠牲に石を壊すことに成功、最後は遥や仲間達との記憶を失いながらも少しずつ新たに絆を育んでいこうとするEDだ。
……まさか後半でこんな展開になるとは予想できなかった…。確かに所々で海外じゃねえよなあと思ってはいたけど完全に別世界からだとはね。
結構唐突な感じだっただけにもう少し緩やかにリリヤの正体を明かして欲しかったかな。ただ、最初に出てきたボイスレコーダーが最後にキーアイテムとして出てきてくれたのは良かったと思う。

タイトル画面から腋アピール強いと思ってたけど案の定腋コキありました。





姫瑠
姫瑠 天瀬島は色恋ざかり
メイドの園花をいつも連れている典型的なお嬢様。リリヤ以上に子供っぽい。
最初こそ遥に対する嫌悪感マシマシだったが、少し優しくされたらあっさりと惚れてしまった。…チョロすぎるだろ…。
お嬢様らしく(?)身の回りのことは殆どできないが、園花自身は特に不満を持たず、姫瑠もまたそんな園花を信頼している良い主従関係と言える。…いやどちらかというと母娘?

フクロウのニノの飛ぶ練習を支えたり、いつも自分を支えてくれる遥のために料理を頑張ったりと少しずつ大人になっていく過程が見られる個別√。
最初はただただ子供っぽい上に見栄を張って自爆したりとおそまつな所が見られたが、姫瑠自身の努力もあって改善、最終的に園花の夢である先生になることを叶えるために送り出すことが出来るまで成長した。それでも内面はすぐ変わらず、寂しくて泣いてしまうこともあったが仲間達の助けで前に進めるようになった。
√は一貫して姫瑠の成長がテーマになっており、話自体は分かりやすい。ただ、共通の時点で好きだったのに、個別で何故かまた好きを自覚する等ライター同士の連携が取れていない部分が見られたり、所々のCGが若干崩れ気味(特に弁当を食べている時の小皿や、園花との別れでの遥の顔…のっぺらぼうなんですが…)だったり細かな所が酷かった。





ゆかり
ゆかり 天瀬島は色恋ざかり
様子見やら近づかないやら警戒されまくっている中で最初から全開で遥にくっついてくる先輩。
特に性欲関連に興味津々でエロいことを積極的に誘ってくる。ひどい時は飯に一服盛るようなことも。
しかし、やりすぎて遥を怒らせてしまった時は、泣いて反省するなど根は悪いわけではない。…最も行動は殆ど変わらなかったけど。

個別に入った途端に実は病弱でしかも余命幾ばくも無いという事が唐突に告げられる。…リリヤ√で病気で倒れてたこともあったけどそこまで酷かったんか…?というか共通だと全然そういうのなかったじゃん…。
熱を出して寝込んだりを繰り返しながらも劇の脚本を頑張って書き続けたり、劇の衣装を作るなど人一倍情熱をもって挑んでいた。また、付き合い始めた遥のために料理を作ったり、遥も体調を気遣いながらもゆかりを支えたりと互いが互いに寄り添って生活をしていた。遥への手紙もどれだけゆかりが遥を愛していたかが良く伝わってくる。最後は病気が奇跡的(おそらくリリヤ√の石を壊した)に治り、元気になって今まで以上に遥を振り回していくようになりそうだ。

………とまあこんな感じなんだけど、結論から、全てにおいて酷すぎる話である。
そもそも後少しで死にますという状況を遥は即受け入れすぎじゃないか?というか個別でいきなりそんな設定を何故に出した?病気というのも共通の時は全然そんな素振り見せてないじゃないか。
挙句最後は治ったって…島の負をまき散らす石のせいというのは分かるんだけどもうちょっとこう余韻とかさあ…そもそも最初から本島の病院にいれば、石から離れることで逆に治ったんじゃないのか?
そして取って着けたようなゆかりの生きていたいという想いや手紙等のお涙頂戴イベントの数々……無理やり泣かせようとさせてるのか知らんけど、話の展開酷すぎて唖然としてたわ。

結局共通と個別で全然違う上に意味が分からない展開の数々で全然面白くなかった。後、最後のHシーンが何故にパイズリだけなのか…と超不満。
他√も色々酷いけど、このゆかり√は輪にかけて酷い話でした。





果歩子
果歩子 天瀬島は色恋ざかり
極度の男性恐怖症で、最初は視界に入るだけで猛烈な拒否反応&逃亡を繰り返すほどだったが、共通中盤からはそういう自分を変えたいと思ったのか少しずつ慣れられるよう努力しているような一面も見られた。
そしてとにかく純粋で世間知らず、特に性知識は皆無。その都度ゆかりに色々吹き込まれたり…。ただ二人でよく遊んでいることから大の仲良しではあるそうだ。

そんな果歩子だが、個別√に入ったら遥に慣れたということで普通に触れ合えるようになり、さらには石のせいで発情したとはいえ抱きしめるところまで行けるようになり、中盤以降は普通に接するようになっていた。…今までの男性恐怖症とは何だったのかというレベル。
押し花だったり植物を育てたりと本来は優しい人物なのだが、石のせいでエロい姿も多く見せるようになっていた。シーンに入っていないがとにかく自慰が多い。
毎晩石を壊すために剣で斬ろうとしていたけど…普通斬るより叩いた方が良くない?しかもヒビ入ったら逆に島全体に悪影響を及ぼしてるし…やってることがやぶ蛇なのではないかと感じてしまう。

最初の印象は近づくと剣を振り回す危険人物という印象だったが、終盤になると友達想いのいい娘だなという風にも感じた。…共通√だと本当キーキーやかましかったからなあ。



とある世界線の物語

全ヒロイン攻略後に登場する言うならばトゥルー的シナリオ。
個別ヒロイン√だと完全なハッピーエンドではないと語られ、そのエンディングを修正するために過去に戻ってやり直すみたいな話。
しかし、全体的に駆け足で30分もあれば普通に終わってしまう何ともお粗末な内容。加えて共通の時点でヒロイン達を悩みを解消させたり成長させたりして共通におけるHシーン(自慰やフェラ等)をなくすことがトゥルーのフラグになっているのが謎過ぎる。
何故か学園全体で良い雰囲気になり、劇もみんなで力を合わせてやり切った!という達成感を経て、最後にちょこちょこと変化した個別√のエピローグが流れておしまい。…正直やる意味あったかと言わんばかりの内容で最後まで酷さ満載だった。そもそも個別では幸せになれませんというのは流石にあんまりではなかろうか。なんか今までのプレイしてきた√を全否定された気がする。
まあ一応個別√で語り切れなかった設定等はここに書かれてはいるけれども…。



シナリオ☆0.5つ

共通→個別に入る際に突然変化するヒロイン達の設定、抱えている問題など話の切り替わりが滅茶苦茶。絶対ライター同士で話し合いとかしてないと思う。
内容も千景√はただただ不愉快だったり、リリヤ√は超展開から訳が分からないしと意味不明のオンパレードな上、盛り上がりも一切なく、今作で重要な演劇という要素も大半がモノローグで済ませて終わり、後はグダグダ同じような事を延々と繰り返すだけのつまらない内容だった。
特にとある世界の物語はトゥルー扱いなのに短すぎる&駆け足&ヒロイン達の問題の解決があっさり等といったクソ要素満載。
はい総合的に見て極めて酷い話でした。

そもそも島からおかしいし。何だよマップ上に港と学園と寮しかないじゃねえか。それでよく生活できるな。
劇 天瀬島は色恋ざかり
けれど……から1行も待たずに劇終わってんじゃねえか。
大盛況で終わった!じゃねえよ。



キャラ☆0.5つ

ひたすらウジウジする千景、共通であれだけ男嫌いだったのに個別に入ると何事もなかったかのような態度な果歩子、ひたすら変態発言しまくるばかりだと思いきや無理矢理病弱設定を加えられたゆかりと好きになる要素がない。
主人公の遥もヒロイン達の問題に対してただサポート役兼竿役という程度にしか見られなかった。
全体的にグラが古臭いという印象も受け、今の時代では合わない感じもした。…千景√エピで見られる本当の背景が何故か写真みたいになっていたのは何故だったのだろうか…。



音楽☆1つ

OPはわりと良く、サビの盛り上がりは結構好き。
EDも2種類あり、特に最後のEDである「空の彼方のシンフォニー」は良かった。……ただこれ公式サイトだと「2ndOP」になってるんだよな。嘘じゃんエンディングじゃん。
さらに問題なのはBGMで、なんと
BGM 天瀬島は色恋ざかり
タイトルがなく、ただテンプレのごとく番号が振ってあるだけ。…手抜きすぎじゃない?



Rシーン☆1つ

絵柄がとにかく不安定。特に姫瑠はシーン毎にコロコロ変わっている。(そもそも姫瑠は全体的にCGが不安定)
他ヒロインも乳首の濃さも変化したりとCG面は残念。
プレイ内容もフェラシーンが各キャラ0~1シーンで後は本番のみで前戯はかなり省略されている。



総合32点

総合的に極めて酷い1作。プレイしてて苦痛なほどつまらなかった。
2023年発売エロゲワーストは間違いなくコレだろう。
…この時代にこのような強烈なエロゲが出てくるのは中々に珍しいかも。

  1. 2023/12/30(土) 15:59:00|
  2. エロゲ感想2023年
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