美栗
マロンブラッシェの正体で主人公の幼なじみ。
普段は落ち着いた雰囲気にちょっぴりドジ要素を追加したクラスの人気者だが、本来の美栗は控えめ。だがマロンブラッシェの力で前向きになっている。そして自分で主人公とのHを妄想した小説を大量に書いている変態。しかもドM願望もあり、やたらと責められるシーンばかりを書いている。主人公と付き合い始めてからもとにかくHしたがるほどの凄まじい性欲もあったり。
美栗が連れ去られたり、ボスであるドン・アーカイザーが正面から戦いに挑んできたりなど、ヒーロー物の話は他√よりもやっている感じがする。最後のでかい犬も主人公と美栗の二人のトラウマから一時は敗北寸前まで陥るも、最後は愛の力で勝利した。逆転勝利はヒーロー物の鉄板だからね。
全員で寮を守るために一致団結して戦いに挑んでいるシーンもあり、正に総力戦。臨時管理人もここまで強かったのか…。
勿論美栗とのエロエロな生活も非常に多い。教室での事後のイチャイチャは本当に互いに愛し合っているというのが伝わってくる甘々っぷりだった。
雪朱
アークナーの幹部、ブラックスノーの正体。
クラスの委員長で頭が固く、その上短気なため、何か言われるとすぐつっかかってくるタイプ。そして何かと負けている美栗に若干の劣等感を抱えていたり…。
悪サイドのヒロインではあるのだが、そもそも幹部になったのも家の借金を返すために仕方なくということで、悪い事だと自覚している上に辞めたいと思っている等悪人ではなく、どちらかというと苦労人な方。むしろ周りを巻き込んだり卑劣な作戦はなるだけ拒否している等正義よりの立ち位置だったり。
主人公への接触がきっかけに性欲が大暴走。しかも露出願望もあってか、パンツと脱ぎだしたり、付き合い始めたとたんに積極的にセックスに迫るなどとんでもない淫乱。
一応雪朱の意識の変化もあり、クラスでの態度を緩和したりと丸くなってきてはいるのだが、それ以上にエロさが勝る。犯され願望もあるっぽいし。
自らの未来のために美栗と戦い勝利。それをきっかけにようやく自らの劣等感の払拭と美栗と対等の友人になることが出来た。その一方で自分を変えようとせず他人を貶めることばかり考えていたプロフェッサーブラム(小梅)と、同じ悪の幹部でも正反対な一面が見られた。故にどちらが最後に勝利したのか…というのは言うまでもないだろう。
最初のお堅い印象から一変するレベルのエロさでした。
ひかり
400年生きている不老不死の忍者。しかし、ゲーム実況を楽しんでいるなど俗世を謳歌している。
不二花の師匠でもあり、学校では先輩でもあるからか、落ち着いた雰囲気で年上らしい風格を持っている…のだがテンパると途端に子供っぽくなる。初めての生理とかの動揺はとんでもない物。しかし、普段は主人公をママと呼ばせる等、搾乳手コキプレイを行う等エロさとバブみを兼ねそろえている。
そして、付き合い始めて以降は落ち着いた雰囲気がどこか消え去り、ひたすらにくっつく甘々なヒロインになる。ここまで極端に性格が変わるもんなのか…。
そんな中でも悪のボスが何故かひかりと主人公に協力し、不老不死の薬を入手。そして主人公がひかりと永遠に生きていくために薬を飲む…のだが、そもそも成長していく子供と一切老いない両親といった等問題を多く抱えており、一緒に永遠に生きていくなら子供を作らずに2人で生きていくべきだった。子供可哀そうだろ。
そもそも普通はひかりの不老不死を解除させるのがベターじゃないのか?主人公も不老不死展開になるのは本当驚いた。
不二花
アサルトコップの正体で典型的でお手本のようなお嬢様キャラ。
しかし、自慢だったりするのは最初くらいなもので、実際は寂しがりやで何事も真面目に取り組む優等生タイプ。人の意見も素直に聞き入れるし、口調程面倒くさい人間ではなかったりする。…最も、戦闘力に過信して突っ込んでいってピンチに陥ることも少なくはないが…。
両親の死をきっかけに全てを守る事を意識している不二花。途中力に溺れかけたこともあったが、師匠(ひかり)の喝や偽マロンブランシェ(ひかり)との戦闘を通じて再び自らの目指すヒーローとしての有り方を再認識できた、そういう点ではひかりさんがMVPと言える。
最も、中盤までは自慰だのセックスだの性事情ばかりが優先して戦闘シーンが殆ど無く、そもそもどうやってひかりが敵本拠地に行くことが出来たのか、色々謎が多く残っている。そもそも悪の大ボスが逮捕されて組織壊滅って…肩透かしにもほどがあるだろ…。
桃代
天才科学者で美栗の姉。
多くの物を作ってサポートしている一方で油断すると平然と裸族になるなどやはりネジが何本か取れている印象。クールな変人。
事あるごとに実験と称して薬を飲ませようとするある意味で危険人物。
他ヒロイン攻略後に√が解放されるいわば色々な答え合わせ。平行世界だったり、臨時管理人の正体等一応は納得できると言えば納得はできるが、こういう要素必要だったか?
そもそも本当のドン・アーカイザーが既に死んでいましたっていうのは流石に雑過ぎる上、他√でやってたことが実質ただのヒーローショーみたいな感じになっていたのが納得いかない。
まあ最後桃代と小梅が仲良く実験していたのは良かったし、平行世界では相当な絶望を味わっていただけにちゃんと幸せになったのは良かった。
シナリオ☆1つ
想定していた物と全く違う。
てっきりヒーロー物で悪と戦うシンプルな物と考えていたが、蓋を開ければ痴女と変態がエッチしまくるだけ。戦闘もあるっちゃああるがそれ以上にエロ関連がとんでもなく多い。
そのヒーロー展開も敵が全然敵として成り立っていないために緊張感も殆どなく、ただただ惰性に話が展開しただけだった。
キャラ☆1つ
ヒロイン達は大体が何かしらの性癖を持つ奴らばかりで、その点においてマシだったのは不二花くらい。桃代お姉ちゃんが個人的に好き。裸族なのも評価できる。
一方主人公の颯斗は過去に犬に襲われたのがトラウマだったがそれを乗り越えてヒーローになれた…というここだけ見ると王道的な主人公なのだが、それ以上に性欲が馬鹿強すぎてヒーローの事を考える以上にエロの事を考えている変態。事あるごとに勃起して自慰をしまくる、それまで色々考えていたり、ちょっとマイナスになっていてもヒロインの身体を思い浮かべて自慰をする。ラッキースケベになったらほぼ確定で自慰をするなどやってることがただのオナニスト。勿論ヒロインと付き合って以降はひたすらにヤリまくり。ヒロインも変態なのでバランスはとれてしまっているのだが。
音楽☆1.5つ
OPムービー自体は熱い感じなのだが、歌っている感じがなんとなく盛り上がりに欠ける。
EDは安定のDuca。ただ今作と合っているかと言われると微妙。
Rシーン☆2つ
それぞれ4~6シーン程。コスHやお風呂でのH等色々なプレイを楽しめる。
先ほども書いた通り、主人公もヒロインもエロには貪欲なため、かなり積極的。初体験からイキまくったりとエロさも十分。
特に美栗は性癖が全面に出ていてエロかった。
透視能力でも持ってるんか?
総合67点
期待していたものと違かった。
このメーカーは最近割と安定していただけに少々残念に思える。