灯
相変わらずの甘え＆ドMっぷりを見せる灯だが、今回は灯の母親・真紀も積極的に圭介にアプローチを仕掛ける展開に。
前作では終盤弱弱しい所ばかりだった真紀だったが、元気になって以降は性欲も旺盛になってしまいその結果ボディタッチも激しくなる。最終的に灯が渋々許可して母娘丼という圭介にとっては美味しい関係になってしまった。…灯√なのに真紀もかなり目立っていた気がする…。
ただ一緒に料理したりと仲が良い二人が見れたのは良かった。おそらく3人一緒に幸せになっていくのだろう。
Hシーンでは黒ストプレイが中心。エロさはそれなり。
加奈＆鈴鹿
加奈と鈴鹿√となっているが実際は鈴鹿がメインなシナリオ。勿論加奈も重要なヒロインでHシーンもあるが。
最初こそ遠慮していた鈴鹿だったが、圭介や加奈の想いが伝わり圭介と結婚式を挙げることが出来た。過去を後悔していた鈴鹿も周りの励ましもあってようやく前を向いて歩いていけるようになったのだろう。
加奈も鈴鹿の事が大好きで、鈴鹿のために結婚式を挙げて一緒に幸せになろうと思っているとても優しい娘。Hでも圭介に尽くしてくれる。
鈴鹿が本当の意味で圭介と加奈の元に帰ってこれたのだと感じるシナリオでした。
暮葉
小槌制御の試験で帰ってきた暮葉とにゃーにゃーする話。
試験のために圭介に素っ気ない態度を取ったり、愛されたいのを我慢する暮葉だったが、結局デレッデレな所は隠すことが出来ずイチャエロしてしまうのだった…。まあ圭介が迫りすぎなんだよなあ。
圭介に対する甘え声の破壊力は凄まじく、舌足らずな所が特に胸に来て悶えそうになった。Hも猫プレイがあるし。
後、親父殿が自重してなくて笑った。いくら試験監とはいえ盗撮っておい。
乙女
開始早々Hシーンからスタートというかなり爛れた生活を送っている二人。
灯や加奈は卒業してしまったが、葵や暮葉と普段と変わらず日々生活しており楽しく学園生活を送っているのを見れたのは良かった。
絵本作家という夢も目指しつつ圭介をその愛に溺れさせるお姉ちゃん、本当にエロい。
その一方で、シナリオ自体が他ヒロインと比べて気持ち短めな上、Hシーンも2回のみと少々不遇な扱いだったのが残念。
葵
前作では攻略できなかった圭介の妹で今作の実質メインヒロイン。
圭介の事が大好きなブラコン妹で他ヒロインとくっつきそうになるとすぐにちょっかいを出してくる。
いつでも明るく常に圭介の貞操を狙っているが、いざ圭介から好意を持たれると「本当に私でいいのか」と不安になるなど弱気な一面も見られる。
葵から迫って圭介を一人の女性として惚れさせるいわゆる逆攻略みたいな流れ。
圭介も妹としか見てなかった葵をしっかり女性として見るようになり、最初こそ少し遠慮した付き合いをしていたが、自らキスをして以降はイチャラブするようになるが、兄妹恋愛という葛藤もあり、特に葵が他のヒロイン達に好かれている圭介に対して申し訳ないような態度をとったりもしていた。
そして兄妹恋愛の壁のような存在である爺さん。色々責めたりしまくってたけど結局認めていたんだな…なんとまあ面倒くさい性格だこと。ただ友人たちは温かく見守ってくれているような雰囲気だったのが良かった。
やりたい放題シスター。
シナリオ☆1つ
アフターシナリオということでひたすらイチャラブで内容自体は短め。主にHシーンを中心とした展開なため本編のような戦闘が無かったのが残念だった。
今作の目玉である葵√はタブーである兄妹恋愛を中心に短く纏まってはいるのだが、圭介が女性として葵を見ると言ってからすぐに告白しているため、展開が早すぎる感じもした。
キャラ☆2つ
本編同様の登場人物。ただヒロイン達は最初から好き合っているからかデレな行動態度が多く、可愛かった。
葵も相変わらずのテンションで周りを盛り上げる面白ガール。
癖のあるキャラ達を今作も見れて良かった。
音楽☆2つ
OPが葵特別バージョンのなっており、ムービーの半分くらいが葵、それとHシーンの切り抜きになっている。
若干おふざけ気味だが葵らしさが出てたし、まあ良いのではなかろうか。
Hシーン☆1つ
数は2～4シーン程。
3Pだったり犬プレイだったりとこれまたヒロイン達の特徴にあったHシーンとなっている。
乙女先輩エロいのに何で2シーンしかないんや…。
総合72点
本編の強みが失われ、ひたすらにイチャエロな今作。
FDだから仕方ないとはいえ、葵√以外にももっと怪盗らしい戦闘だったり展開だったりが見たかった。
