弥栄
引っ込み思案が少し治った弥栄のアフター。
御影の前ならデレデレ甘々な姿を見せる事が出来るが、仲間達の前では恥ずかしいためにいつものキチッとした真面目な一面しか見せられない、そんな二面性が今回のテーマ。
技術が認められた弥栄が初めて知る他人の表裏に少し動揺もしていたが、終盤のあてなの一言で他人の二面性に怖さを感じていた弥栄も吹っ切れた気もする。その成長はまるで雛が巣立っていく感覚のようだ。
付き合っているというよりもう家族みたいな感じになってきており、ピクニックでは弥栄が母、御影が父、シャルがペットみたいな構図がピッタリはまってしまう。…いいのかシャルは?
そして相変わらず蜜子が暴走しまくり。まあ、娘の事後を見てしまったり、変な所の会話ばかり聞いてしまったりと仕方ないと言えば仕方ないのだが。他にも虹夢がノリで提案し御影が悪ノリするスタンスも相変わらずで面白かった。
大人の世界を知り、弥栄も精神的に少しだけ大人になった。…まあH最中でノリノリで騎乗位攻めしようとしてきたりとエッチ経験はもう大人レベルなんだけどさ。(なおそのシーンは無し、残念)
虹夢
皆の空気を明るくさせるムードメーカー。
普段は皆のモチベを上げたりする等虹夢らしい仕事があるが今回は学園でのレポート作成の関係上、若干お馬鹿な虹夢(と御影)の仕事は殆ど無し。その結果現状なにもやれないために自分の役割や能力に疑問を持ったりしている。一つの答えの例として御影が上げた数字は、本編で散々問題となった要素でここでそれを持ってくるのはうまいなあと感じた。
ようは虹夢はヒマだからということらしいけど、確かに自分の仕事がなくなるとなんか落ち着かないって気持ちは凄い分かる。
虹夢も怪盗として実際に動いてみたりしたけど、結局いつものポジションで落ち着いたということで解決した。
このアフターの漠然とした感想としては、なんか持つ者のぜいたくな悩みみたいな感じだったな。万単位の人を動かせるレベルの魅力は限られた人にしかない才能なわけだし、普通の人はむしろ虹夢が羨ましいと思う訳で…知らぬは本人だけとはまさにこのこと。というか学園でもどこでも中心になれる人物ってヤバ過ぎるわ。それでいて本人は暗くなるイメージもなく、皆を盛り上げる正に太陽みたいな娘。
…あまりにも明け透けすぎるせいでクラスメイトの前で御影と堂々とエロいことをしましたみたいな会話は流石にどうかと思うけども。
シャルロット
足踏みで地割れを起こす、壁を走る、銃で撃たれても爆弾の爆発もノーダメージと意味不レベルのポテンシャルを持つサブキャラも今作でヒロイン昇格。
相変わらずの犬っぽいムーブや探偵らしかぬアホっぷりを見せつける。過去に何かあった感も出していたがそこまで問題になっておらず、結局御影と一緒に遊んでいただけ。
事故みたいな感じで結ばれたが、恋人というより兄妹という関係に近いかも。…やることはやってるけども。
ヒロイン昇格は良い事なんだけども、やはり周りをかき回すサブキャラの方がシャルには合っているかなと思った。シャルはやはり犯人や怪盗たち相手に人外ムーブをかますことがとても面白いのに、中盤以降それらが殆ど無くなってしまったのが残念に思える。
戦闘漫画系パロを実践できるレベルの人外。
シナリオ☆1.5つ
アンビシャス関連が解明されている話が多いエピソード1と異なり、怪盗要素が薄め。
シリアス要素もほぼ無く、ひたすらにヒロイン達のイチャラブを見られる仕様となっている。
ヒロインとなったシャル√も御影と一緒に暮らすシーンが大半で、ひょんなことから距離を一気に詰めていった展開もまw面白いと言えば面白いのだが少々物足りない感じもする。
キャラ☆2つ
相変わらずのヒロイン勢。
今作はサブキャラのエンディングが無いためヒロイン達のみを存分に楽しむことが出来る。
弥栄ちゃんの可愛さがさらに増していてびっくりした。
音楽☆1.5つ
エピソード1同様、OP無し・EDは本編と同じ。
まあFD第二弾だし、同じなのは仕方ない。
Rシーン☆1つ
シャルのみ3シーン、他ヒロイン2シーンという内容。
弥栄のエロいというより好き好きアピールが伝わってくる最初のHシーンは良かった。
あと、虹夢の寝バックはエロい。
総合71点
エピソード1と殆ど同じ感想になるが、この値段ならまあこんなものだろう。
話の短さは気になるところだが。
これでアンミツは終わりってことになるのかな。