穹が凪ぐ音の夢クリミナルボーダー 2nd offence 感想

クリミナルボーダー 2nd offence 感想

以下感想

ネタバレあり注意

Purple softwareから発売された新作エロゲで1stの続き。

先が気になる終わりから本当もう待ちに待ったって感じ。

今月の期待作です。

シナリオ☆3つ

前作が全ての始まりだとしたら今作は逆襲するための土台作りといった所か。

様々な妨害を受けながらも電子ドラッグを活用した風俗店を作り開店までの戦いがメインとなる。

表立った派手さはないが利を得たいヤクザとの心理戦は正にハラハラした緊張感があった。

そして今作でコージの死の直接的な原因を作るという決定的な事が起き、人が死んだ以上もう完全に引き返せなくなったなあと。

裏社会での戦いも全然予想できないし、敵もまた暴力だけでなく、様々な手札を用意して構えている辺りどれだけ大きい敵なのかが改めて分かった気もする。そのうえで琴子の潰す発言…もうこんなん熱くならないわけがない。

借金がチャラになった後の辰也とのやりとりは本当に好き。あんな真っ向から味方になってくれるなんてそんな涙腺潤んじゃうじゃん。

ようやく戦う準備が出来たところで次回へ……本当先が気になるなあこのゲーム。

最初は仕方なく極道をやるいう感じだったが、弱さを克服し自ら極道へと歩む覚悟を示した琴子。

たばこも結構様になってる。

キャラ☆2.5つ

今作のヒロインは琴子。ヤクザの娘でもある彼女を仲間に引き入れることが最大のポイントとなる。

当初は父親がやっていることは正義だと信じ切っていた…というより信じたかったという感じなのかな。毅然とした態度を崩さないけど、信じる物に裏切られたくないという臆病な一面もあったし、中途半端に手伝うってスタンスだったためにかなり不利な状況を作っていた一端でもあったし。

ただ、ひなのフォローもあり明確に父親を倒す外道の道を歩む覚悟を身に着けた。樹と同じく大きな業を背負ってしまった彼女だけど後半のあの真っすぐさを見れば結果としては良かったのだろう。いち早く立ち直って樹の事を慰めたし。

今作では本当良いサポート役。

そして樹は口だけでなく真正面から対峙する度胸を身に着けた。

琴子と同じく引き返せない道を歩き始めてしまったが、それでも当初から考えつかないレベルで成長したと思う。

そもそも琴子を守り通した時点で覚悟が決まりすぎてるんだよなあ…。

最高に良い友人。

音楽☆2.5つ

OPの「隠恋情」イントロの恰好良さと歌詞の物騒さが見事にクロスした良曲。

「盃」「仁義」と極道っぽい単語も正にヒロインが琴子ならでは。

Rシーン☆2.5つ

Hシーンは全部で5シーン。内一つは琴子の隠された性癖が表れたシーンでなんと相手を苦しませながら事を行うというSすぎる性的思考。

…まさか首絞めHシーンが出てくるとは…。

ただ、滅茶苦茶に犯されたいという願望も兼ねそろえており、最後のシーンはだいぶエロい感じだった。

ひなとの3Pも描かれていたのは良い点。

総合88点

やはり期待を一切裏切らなかった。そして今回もまた先が気になって気になってしょうがない状態になってしまった。

物語も次回から一気に動きそうだし早く続きがやりたい。

面白かったです。

待ちきれないね…。

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プレイ終えて感想拝見しました。
ほんとハラハラワクワクが止まりませんね。
計画の根回し、準備と舞台としては地味な部分ではあるけど、相手が相手やることがやることだけに、読み進めるたびにドキドキしてました。
皆の奮闘が結集してる感じも熱くなれました。

辰也は良いキャラ過ぎて泣けます...

３rd　非常に楽しみですね！！