以下感想
ネタバレあり注意
CRYSTALiAから発売されたエロゲ。
ここのメーカーはRE:D Cherish!のみプレイ済み。
前作の続編ということで購入してみた。
シナリオ☆2つ
ユニカ√後の物語のためか選択肢のない一本道。
狙われるのが今度は雪光達というある意味前作とは逆な展開。
序盤こそメルクやバルタと一緒に過ごしながらユニカとイチャラブという正直退屈な展開が続いたのだが、バルタとの戦闘をきっかけに徐々にきな臭くなっていき、そしてウイルスばらまかれてからのバトルラッシュになってからは一気に面白さが加速した。ヘルマンのこれどうやって倒すんだ感がヤバかった。
戦闘は互いの我のぶつかり合いというのが強く、特に相手が宗教者なせいか余計に自らの信仰を疑わない己の強い想いが全面に出ており、戦闘の激しさがかなり伝わってきた気がする。ただ、メルクとアリスの戦いは正直分かりづらかった。決着がユニカの愛というのがシンプルで好きだけど。
ユニカとの恋愛要素もありながら新キャラのメルクやバルタもしっかり活躍させるなどヒロインと新キャラのバランスは割ととれていた気がする。黒幕にしてもメルクが実質的なラスボスだったのは予想外だったし、ヘルマンも操られてなかったというのも意外だったし。
後は、エピローグが駆け足気味で余韻を感じられなかったことがちょっと気がかりかな。
キャラ☆2つ
新キャラであるメルクやバルタは双子ながらも性格は正反対。
信仰を大事にし、どんな人でも救済しようとするメルクにやりたい放題なバルク。どちらも魅力的だが、少々バルクが雪光にぼこぼこにされたり、メルクに相談しなかったりと若干割に合わない感じもしたけど。
メルクは自らの想いだったり、優しい中に誰かに頼らなければ行動できない弱さも持った魅力的なヒロインという印象が強かった…最後は完全に別物だけど。
ヒロインのユニカは前以上に雪光への愛情を表に出すようになっていた気がする。その一方で雪光は格好つけてる割りに自分一人で何もできていない等少々情けない所もあった。…というか主人公と思えない程怪物化してたんだが…。
ヘルマンも怪物だったけど、あの禍々しさから雪光も十分害をなす怪物だと思うよ俺は。
主人公の姿かこれ…。
ルージュやデスは最終戦でもう少し活躍してほしかった感がある。
今作でのこの二人は友情をメインにとらえられていた感じがする。
音楽☆1つ
今作らしい近未来的なOPや曲の数々。
ただ個人的には合わなかった。
EDの方が個人的に好き。
Rシーン☆1.5つ
ユニカのシーンがべらぼうに多く、メルクやバルタは1シーンのみ。ルージュとデスはハーレムH内のみ。
エロさはそこまで感じることが出来ず、短めであっさりしている。
おまけのシチュは何故か変態系なHが多い。
……というかメルクはマサユキとのHシーンあっても良かったんじゃね?
総合74点
ユニカ√の続編としてならまあ及第点。
ただ、いまだ狙われている以上まだ続編はやろうと思えば作れそう。他の司祭もまだ生きてるし。
まあまあな感じだったかな。
- 2023/02/04(土) 22:52:15|
- エロゲ感想2023年
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