氷の姫君と呼ばれるほど無表情でクールな飛鳥を主人公・隼人はその氷を溶かそうと奮闘するのが最初の流れ。
とにかく避けられがちで孤高な飛鳥だが、生徒手帳にはポエムや今の自分の気持ちを書き留めていたりするなど、実際は寂しがりやな所も。周りの人達のためにあえて氷の姫君を「演じている」感じなのかもしれない。本当の飛鳥はどこにでもいる笑顔が可愛い少しロマンチストな普通の女子なわけだし。
ギャップが凄い。
そしてとにかく隼人のアプローチが凄い。飛鳥から色々言われているにも関わらずとにかくガンガン攻めてくる。今どきの主人公は変に遠慮するような輩が多い中で（態度だけだが）迷惑な感じで言われようとも飛鳥の心を掴もうと積極的に行動する。伊達に仲間達に勇者と言われるだけはある。
…まあ生徒会の仕事もすぐにこなせるほどに優秀ってところもあるっぽいけどね。
飛鳥もクールを演じながらも心情では大慌てなのがとても面白い。
そしてそんな隼人に惹かれ、無事付き合うことになった飛鳥はここから本領発揮。可愛い表情を多く見せてくれるようになる。
隼人とのデートに凄く早く来たり、Hのために自分で調べたりと今までの氷の姫君とは何だったのかといわんばかりの様々な一面。元々付き合う前から隼人が色々照れさせていたのだが、それがさらに多くなる。照れて布団で悶えている所とか最高に可愛い。ダビデに嫉妬する飛鳥とか…というか飛鳥も普通に嫉妬するんやなって。
後はHも最初こそ拒んだ態度をとってはいたが、初H後はかなりエロい。自分からフェラしてくれたりパイズリもしてくれたりと積極的。
プールでの騎乗位も巨乳も相まって中々にエロかった。
エピローグでの笑顔も凄く眩しく感じられ、かつては自らの変化を恐れていた飛鳥だったが、隼人との付き合いでようやく安心して自分を出せるようになったんだなと思うとそれだけでとても良い傾向だなと。
あれだけクールだったのに、ここまで隼人に夢中とは、正に恋愛は人を変えるといった所か。
笑顔が素敵。
テーマソングもDucaの曲でとても良い感じ。
明るい感じで歌詞も今作にあっている。
ただ、ちょっと気になった点として、隼人が積極的だったこともあるからだからか恋人パートがちょい物足りないかなと。
タイトル通り確かに飛鳥は中々なびかなかったが、その分初H後からは一気に話が加速してHシーンを回収して終わってしまったと強く感じてしまい、もう一つ何かあっても良かったんじゃないかなあと。（まあイチャラブゲーだから仕方ないかもだけど。）
また、Hシーンの7の内3回が前戯のみと自慰シーンでちょっと物足りない印象。
というか最初のおっぱい愛撫のみはそのまま本番に持って行っても良かったのでは？なんかHシーンが小出ししてる感がして嫌だった。
でもまあ甘々イチャラブゲーとしては十分楽しめたと思います。
総合80点（シナリオ☆1.5つ キャラ☆2.5つ 音楽☆1.5つ Rシーン☆2つ）
アスカさんが可愛い、それに尽きる。
もう少し甘々な姿も見たかったけどロープライスだから仕方なし。
