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穹が凪ぐ音の夢

エロゲの感想や自分の一日を日記みたいに一生懸命、書いてます。

こなたよりかなたまで 感想

以下感想
ネタバレあり注意

こなたよりかなたまで
































2003年にF&C FC01より発売されたエロゲ。
ここのメーカーのエロゲは…多分やってないな…。
FANZAで500円だったから買ってみた。















シナリオ☆2つ

生きるとは死ぬとはという事を考えさせられる物語。
死が迫っている中でも最期まで自分らしく生きようとする彼方を中心とした物語である。それ故に彼方のモノローグが多く、彼の心情が多く伝わってくる。
また死を題材にしているせいか、多くの人たちと出会いそして別れも経験したりするなどひたすらに重かったりする。

ただ、全体的に短いせいなのかクリス√以外は彼方の結末等が見れなかったのが残念。その一方でクリス√は彼方との別れもあれば、クリスとのエンゲージという人外の力で死を乗り越える等結末にバリエーションがあったのは良かった。
それ以外の√だと結局最期は彼方が亡くなってしまうため、それらを乗り越え生きていくヒロイン達の姿も見たかった気もする。特に佳苗は本編でもかなりぞんざいな扱いをされてただけにその後の話が見たかった。

優 こなたよりかなたまで
優ちゃん周りのシーン本当好き。

残り僅かな生を自分らしく生きながらも大切な物を手放していく準備もする…ある意味人生の断捨離みたいだなあ。





キャラ☆2つ

彼方はもうなんかメンタルやばすぎる。
死が迫っている中でも、決して慌てることもせず達観し、周囲の人間のためにひたすら「普通」を演じようとするその強さは本当に超人。というか薬の副作用も慣れてるとか言い出すあたりとんでもねえ。

また友人の耕介も凄い良い奴すぎる。
そもそも最初に彼方の副作用の世話をしてあげたりした時点でポイント爆上がりだった。
彼方のために一歩引いたりする等友人枠として満点。
耕介 こなたよりかなたまで
こいつ本当良い奴すぎてヤバい。

ヒロインはクリスが個人的に好き。登場直後ののじゃ系のひっかき回すタイプもいいが、後半からの清楚な姿も可愛らしい。
佳苗は√途中からの扱いがちょっと不憫だけど、全てを知った後でも好きでい続けるあたり一途な面もあって良い。
佳苗 こなたよりかなたまで
一途すぎる故に彼方が亡くなった後の事を考えると…。

ヒロインも中々魅力的なんだが、主人公の彼方がメインすぎるせいで若干空気気味。





音楽☆3つ

OP、EDともに超良曲。
OPの「Imaginary Affair」はイントロの時点でもう引き込まれ、メロディーと歌詞で心に響く。
明日に向かって一歩一歩歩いていこうという気持ちが伝わってくる。

EDの「こなたよりかなたまで」も聴いたら一気に引き込まれた。
サビのメロディーと歌詞の切なさが本当に素晴らしい。

静かで切ないBGMも多く、個人的に音楽面はほぼ満点。




Rシーン☆0つ

各ヒロイン1つずつ。
ただ、短いしエロさも感じられない。というか不慣れなで初々しいHという感じが強かった。
正直いらないのでは?



総合72点

色々考えさせるゲームなのだが個人的にあまり刺さらなかった。
何より話が短く、もう少し先の話も見てみたかった。
死生観というテーマとしては完成されているんだけど…そこはもう完全に合うか合わないかな気がする。





  1. 2022/08/16(火) 20:15:06|
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