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穹が凪ぐ音の夢

エロゲの感想や自分の一日を日記みたいに一生懸命、書いてます。

D.C.4 Sweet Harmony 感想

以下感想
ネタバレあり注意
DC4SH.png




































CIRCUSの新作。
ここのメーカーは…まあもう今まで大量に買ってたから置いといて…。
今作はD.C.4のFDで前に全年齢で出たゲームの18禁版となります。





















有里栖
有里栖 DC4SH
鷺澤グループのご令嬢。文化祭の出し物「ラブ裁判」の中心メンバー。
家の力を借りず、有里栖個人として知恵を絞っており、奮闘する姿が多く見られた。
勿論、文化祭の準備だけでなく、メイド姿…というかバニー姿のコスプレをしたり、手作りお菓子に目を星にして喜んだりと可愛らしい姿も見せる。冷静に物事を見る場面もあれば、自らの体型に悩む子供っぽい場面も見られた。

文化祭の準備から本番まで余すことなく描かれているのだが、若干身内びいき過ぎるところが気になった。また、文化祭以外に特に何か大きな事件もなく、盛り上がりに欠けたようにも感じる。

Hシーンのほくろのこだわりが凄い。





二乃
二乃3 DC4SH
猫好きなヤキモチ焼き。
ヤキモチを焼くところが非常に多く、また猫に悶えている姿も多くて可愛かった。
魔法制御のための勉強やそこから発展してアクセサリー作りで他の人を笑顔にしたいという夢を持つなど少しずつ未来に向かって進んでいるような所も見られた。

一登に対しては小悪魔のようにからかいながらも、一登が逆に二乃を照れされるなど見ていて微笑ましい二人。お互いに指輪を交換するのもまるで結婚の約束みたいで良いね。
…義妹…指輪……あれ既視感が…?

何故かHシーンは足コキやら髪コキやら中々に特殊。まあ二乃は割とノリノリだったけど。

…二乃のお師匠様というのは結局誰だったんだろう。




諳子
諳子3 DC4SH
ダダ甘系姉。一登に対しての愛情は元々強かったが、特に今回は一登と教室でもプールでもイチャイチャするほか、キスシーンもやたらと多く、付き合いだしたばかりのくっつきまくりバカップルのようにしか見えなかった。

体育祭で水泳に選ばれた諳子が泳げるようになるよう一登と練習をする…というのが主な話だが、そもそも水が苦手で泳げないのを克服するために体育祭で泳ぐのでなく、クラスで決められ断り切れなかったというのはクラスメイト流石に酷くねと思う。
練習も序盤と終盤くらいで、中盤の大半は先ほど書いた通りイチャイチャモード。体がいきなり小さくなってしまった時も、最初ころ慌てたものの治せることが分かってからは自在に小さくなったり大きくなったりと割と好き放題してて笑った。
…ソラ姉大人になったりロリ化したり忙しいな…てか大人立ち絵も用意してくれよ。

……カガサイ割とそっちのけすぎない?





ひより
ひより2 DC4SH
皆を楽しますために学園を駆け巡るトラブルガールは、今回カガサイの後夜祭を主に奮闘することになる。
杉並と未羽達風紀委員をサポートしつつ中立を維持しながら、独自に動く第三勢力的な存在になっていた。
ひより本人は一登を引っ張りながらあれこれ活動しており、恋愛要素は最初のデート等あまりなかったのだが、琴里にヤキモチを焼く姿を見せるなどひよりにしては珍しい一面が見れたのは良かった。

最終的に杉並、未羽をライブに立たせることに成功、ひよりもサプライズを食らう等ある意味一登の一人勝ちに…何気に杉並を出し抜いたの凄くない?
クラスメイトとカガサイの準備や、実際にカガサイを楽しむ場面など、今作のコンセプトと一番近かったのではないかな。
その点は良かったと思う。
何気に次のFDも出せそうな感じだし…生徒会長編とか。
……「白河」…「主人公」…「ヒロインの友達」…「主人公の悪友」…あれ?どこかで見たバンドですね?(D.C.Ⅱ感)

下着スケスケでかなりエロかったです。





詩名
詩名3 DC4SH
7割ゲーム、2.5割いやらしいしい先輩、0.5割真面目。
体育祭におけるe-sportsの大会で杉並に勝利するため再び一登と生活を共にしながら息を合わせて戦っていく熱血(?)ストーリー。
…体を育むで体育なのにいいのか?

前作でのクールな一面はどこへやら、欲求に素直で負けず嫌いなポンコツ娘化しており、見ていて面白かった。「欲求のために言い訳を考える」という屁理屈ではないけどアホな理論で一登とイチャイチャしていく。大会のためと言いつつ実際は一緒にいたいがためだし。
そして杉並のラスボス感が凄い。…これ最後まで射撃し続けてたら杉並の勝ちだったのでは?…まあこいつはエンターテイナーだからなあ。

前回元の世界に帰れなかった理由は同調率が足りなかった…ってことか?そんで大会を通して帰れるようになったけど、詩名はこちらの世界を選んだ…という解釈かね。

おもらしいしい先輩というワードに突然の父娘プレイ、相変わらずの可愛い「ダー」呼びとHシーンは色々な意味で見どころがありました。
……正直何見せられてるんだろうと思ったけど。





未羽
未羽 DC4SH
カガサイの実行委員として、皆のために奔走する癒し枠。
周りに迷惑をかけず、笑顔になるのなら少し無茶なことでも目を瞑るなど色々柔軟な考えに至った模様。

今回は主に天文部の活動許可のために色々動く…のだが、仕事をしつつも二人だけの時はイチャイチャするなど割と楽しんでいた雰囲気だった。夜に屋上とかまんまキャンプじゃん。
また天文部の過去に起こした大事件や謎の宇宙人「ムラサキ」の通信、謎の発信機といった謎多き√でもある。解決してないのもモヤモヤするし…。
…ムラサキってあのムラサキだよな?……ツナマヨよりシャケの方が成功率高いかもよ?
もしかすると一種のファンサービスなのかもしれんな。

カガサイ本番よりその前準備が中心となる辺り風紀委員で頑張り屋の未羽らしいシナリオでした。
エピローグで一登と二人夜空を見上げるCG、かなりお似合いで好き。





ちよ子
ちよ子 DC4SH
やかましさわがし娘。
追試になって勉強しなければならなかったり、カガサイで実況したりレポしたりと忙しい配信者。…というかカガサイ後に追試って学園のシステム割とおかしくね?

正直な所サブキャラ向きなキャラだと思う。実際ヒロインに持ってきたら色々うるさくてかなり疲れる感じがしたし。あと、自分の影響で周りを巻き込んだり、勉強に関しても最初はかなりダラダラしていたりと結構面倒くさいところが多かった。
というかあれくらいの勉強で追試なんとかなるんか…?

ハイテンションなのは良いけど、常時押せ押せだと逆にウザいですね。





後夜祭
杉並 DC4SH
杉並からの謎解きしたら温泉が湧いてみんなで温泉…と展開が斜め上すぎてかなり困惑。
てか、温泉で続けてるけどどうやって止めるの…?観客温泉スルーでいいの…?
正直意味が分からなかったです。

最後のライブはどういう意味だったんかな。(後に有里咲シナリオで判明)




有里咲
有里咲 DC4SH

今作の最終ヒロイン。前作の有里咲√から発展しているため、この√のみカガサイの出し物や展開が大きく変わっている。
そして有里咲と一登は相変わらずのラブラブ感。というかもうこれ同棲生活みたいなものだろ…見た目は有里栖なんだけど、オタ具合やテンションの高さ等から有里栖とはだいぶ異なる性格。そして一登もそのせいなのか恋愛脳みたいな発言やアホっぽい行動が他√より多く見られた。

この話のみカガサイより魔法がメインとなる話。パラレルワールドや世界の移動等かなり特殊な話となっている。
あたしちゃん様が他のヒロインの話で登場したのも全て「鬼ごっこ」のせい。…ようは繋がってたんだね今作は。懐中時計を奪ったという酷い始まりだったけど、最終的に魔法がかなり上達しており、そこはちゃん様が狙っていたのか…それとも本当にただの遊びだったのか…。
ジジイがけしかけたと思ってたけど違う感じだったし…うん分からんな。最後に「???」とかいう謎の登場人物もいたし…。

そんな魔法的展開がメインだったけど、一登と有里咲のラブラブっぷりがかなり伝わってきたのは良かった。

……ただ最後に有里咲と一登が出会った人物…誰なんだ?アイシア?
後、最後のリッカさん登場はマジで吹っ飛んだ。そこでつながるのかよ。

……こりゃあまだ4は終わらねえな。





シナリオ☆1つ

カガサイが中心となる話なんだけど、クラス一丸というよりSSRのメンバーのみで頑張ってる感じが強かった。というのもモブキャラのセリフがなく、会話のシーンすらないためクラス一丸という感じがしない。学園祭を舞台にするには少々お粗末だったと思う。
加えてカガサイの準備がメインで実際のカガサイ本番のシーンが少ないように思えた。諳子や未羽シナリオは特に微妙。
攻略ヒロインが多すぎて後半に連れて怠くなっていった所も個人的な事だけどもマイナス点。
何より今作で終了というわけでなく、いくつも謎を残した状態で終っているため一番でかいかな。次作以降の発売の情報もない中でのこの終わりはすごいモヤモヤする。

ただ過去作のリスペクトもいくつかあり、ファンをニヤリとさせてくれるシーンがあったのは〇。







キャラ☆2つ

相変わらずの個性的ヒロイン。
好きなヒロインは二乃で、もう素で可愛いし最高の妹キャラ。
他にも彼女になるとアホ化する詩名や、ただのバカップルな有里咲等、面白可愛いヒロインが多かった。

杉並も今回かなり目立ってた気がする。
…杉並単独CGとか初代の友情エンド以来か?

ちゃん様は凄い重要そうなキャラだったんだけど、結局正体掴めずだったのが残念。




音楽☆2.5つ

曲はハズレがなく、今作で特に一番良かったのは「My sweet memory」
挿入歌だけど流れるタイミングやyozucaの歌声、サビの盛り上がり方がとても俺好み。
OPの「Darling-go-round」も結構良かった。
「DREAM CHANCE!」は歌手が豪華。まあライブで先に聴いていたのはあるけど。




Rシーン☆1.5つ

「Hシーンの使いまわし」「おまけ感覚」という前作の欠点を払拭した今作。
使いまわしもなく、ちゃんとストーリー中にHシーンを出しているため、だいぶ良くはなっている。

ただ、シチュとして個人的にあまりそそられず、コスプレHみたいな要素が多い印象を受けた。
何よりヒロイン多すぎで各キャラ2シーンずつという少なさは残念。

テキストもCGも前作同様だいぶ良い感じではある。
が、所々に変な箇所(足の指など)があったりしたのは残念。





総合72点

FDらしいFD。
D.C.4シリーズはまだ続くということが今作で分かった。
今回こそちゃんと最後まで打ち切りみたいにせず終わらせてほしい。















リッカ DC4SH
予想外過ぎて超衝撃だった。







  1. 2022/05/02(月) 17:58:55|
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