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穹が凪ぐ音の夢

エロゲの感想や自分の一日を日記みたいに一生懸命、書いてます。

創作彼女の恋愛公式 感想

以下感想
ネタバレ注意
創作彼女の恋愛公式


Aino+Linksの新作で処女作。
てかあかべぇ系列だったのね。
「ウソ」シリーズのライターで原画も気になったので購入。雰囲気は良い感じ。





1話

ここまで恋愛感情を自覚してるなら付き合えよ…という感想。
というかお互いにここまで意識してるのに「お友達で!」っていうのはアホなんじゃ…二人でデートみたいに遊んでたりしてるし。
あと創作関連をメインにしている割にオタトークの割合の方が多い気がする。



2話

桐葉√みたいな物。表面は優等生、裏面は口が悪い自信家。
キャラクターを演じきるために色んな側面から理解しようろするなど声優業は全力で行っている一方、他者を雑に扱っている感じがする(被害は主に主人公)まあ感謝を伝えたりできるだけマシか。
この時点では微妙なヒロイン。



3話

ゆめみの引きこもり脱出物語。過去のいじめのせいでかなりの人見知りでパニックになることもあるけど、主人公や親友・結菜のおかげでトラウマを乗り越えた。たまに見せる幼そうな笑顔が可愛らしい。
結菜に関しては天才に嫉妬する凡人という感じがして気持ちは分かるけどSNSで色々愚痴るのはどうなんかな。まあ誰も見てないアカウントだけど…。まあその後色々反省してたから良いか。…なんでヒロインにならんでしょうねえ結菜は。
結菜 創作彼女の恋愛公式
可愛いだけに勿体ない。



4話

エレナメインの話でこんかいでようやく主人公がスランプを脱出する。てかもう劇中で1年以上経ってたのね。
かなりの天才肌で家では裸族だったりと中々に特殊だが、向上心もあり色々と素直になりすぎる性格。最初のエレナのイメージはヘンテコなお嬢様って感じなだけだっただけにそこは驚いた。主人公と接することで徐々に新しい感情が芽生えていき、そこに動揺しながらも頑張って受け止めようとする姿がエレナ自身の成長に繋がっている感じもする。
主人公も復活しここからどういう展開になっていくのか。



5話

いよいよゲーム作りも本格的になっていく。
ただスタッフ決めがメインでそこまで話は進んでいない印象。ただゆめみが絵を描く意味を見つけたいと前向きになれたのは良かったのかも。
あとヤキモチ焼くエレナも色々感情が明るくなっていく感じがとても良い。



6話

桐葉の跡継ぎ問題の決着編。両親とぶつかり合いつつ仲間達と一緒にゲーム作成をしていく。
桐葉の母親は子供の事を考えていないと言われていたけど「そもそも後を継ぐと嘘をついて声優を目指した桐葉」母親は「娘の仕事ぶりを全てチェック」「声優の仕事のリスクも全て調べる」等到底考えていないと言われているようなことをしていない。そんなときに逢桜が無理やり首を突っ込む…いやーひどすぎますね。親をディスりすぎでしょ。
仲間達との合宿みたいな交流はまあまあだっただけにそこは残念。



7話

エレナのスランプと初恋。
物語が書けなくなったエレナとそんなエレナが好きになった主人公との交流がメイン。今まで他人をどうでもよいと考え空っぽだった所に主人公が入ってきたことによるスランプ…って所かな。前より表情が明るくなってたから今の方が好きだけど。
そしてあえて鈍感系になっていた主人公…いやまああれだけ大好きオーラが溢れていたら普通は気づくだろうしなあ…。
ただまあスランプも脱出できたうえにエレナも主人公の事は諦めないって言ってたしまあ良かったかな。



8話

仲間達とのゲーム作成と逢桜の物語その2。
色々思わせぶりなこと言ってたけど海外留学の事だったのね…てっきり不治の病で数年後に死ぬのかと思ってたよ…。
幼馴染みとしての思い出巡りと最後のキスはっきりと別れを意識した結末に感じる。…トゥルーの選択肢が出てたから多分最後は逢桜√になると思うんだけど。

ここから個別√。




桐葉
桐葉2 創作彼女の恋愛公式
最初の印象と大きく変わったヒロイン。プロの声優としての上昇志向が高すぎる。失語症になっても誰よりも売れる声優になるという根本的な想いは一切ぶれてない。ただ打算で結婚しようとしていた相手を断り、本気で主人公の事を好きになって付き合うことにしたのはそこはまた桐葉自身にも変化があったという所だろう。
仕事だと相変わらずの真面目だがプライベートだとやたらと嫉妬深くなっていた。特にHシーンでは完全に受けモードで好き好き全開で普段の素っ気なさとのギャップもあり、そこがまたそそる。
そして利用までしていた他人の事を信じるようになったというのも大きな成長の一つだろう。彼氏バレしたときにファンに真っ先に発表すると以前なら絶対しないような宣言までしてたし。

最初こそひでえヒロインと思っていたが、最終的にはまあ悪くないんじゃないかな。





ゆめみ
ゆめみ 創作彼女の恋愛公式
今作の可愛い担当。その分シナリオは「え、これで終わり?」って感じの薄め。
主人公を兄と慕う笑顔が素敵な偽妹で、純粋でかなり親しくなった人に対しては人懐っこい。そのせいか性欲もダイレクトで一度Hして以降はかなり積極的に誘う。というか最早我慢できてない。
ゆめみ2 創作彼女の恋愛公式
満面の笑み。

共通であったオドオドしていた部分などは解消できているようだ。
マイナスを力にしている歪な天才で幸せになればなるほど絵が書けなくなるというある意味難儀な才能持ち。主人公が絵を描いているゆめみが好きと説得できたから良かったけど、姫ちゃん先生のアドバイスを真に受けていたらヤバかったな…というか姫ちゃん先生がヤバ過ぎるんだけど。

くすはらゆい+妹系+お兄ちゃん呼びは最早王道と化している気がするな。




エレナ
エレナ5 創作彼女の恋愛公式
結局主人公才能にひっかき回されてるじゃねえかという最初の印象。逢桜にも言われていたのに潰れる寸前になってたし…結局自分の色を活かすようにしないとダメなんだよな。
エレナ本人も「普通の女の子」であることを望み、大好きな主人公と一緒にゲームを作りたいという純粋な想いからだっただけにそこは批難できない。結局才能を持つ者も色々苦悩しているといったところだろう。

物書きとしての才能以外は浮世離れしているくらいのエレナ。ただ主人公の事を共通√の時点で積極的にアピールしてただけに付き合い始めたらベタベタ甘えるのかと思いきや…いやはや肉食系ですねこれは。ご褒美と称してH迫りすぎ…てか主人公が興奮したらフェラしてくれるってどれだけだよ。
官能小説が好きだからというのもあるかもしれないがとにかくエロい。Hシーンでやたらと淫語使ったし。
…ただそれは今まで才能しか見られなかったからその反動なのかもしれないな。主人公もわかっていただろうになんで「先輩には才能があるから」とか言っちゃうのか…。

とにかくエロ可愛いエレナでした。




逢桜
逢桜2 創作彼女の恋愛公式
やっぱり病気だったじゃねえか。まあでもすっごい分かりやすいよねこれに関しては。
ゲームのために病気を抱えてでも完成させる逢桜のクリエイター根性は中々に強く感じられた。正に命を懸けた作品だった。
ただ両親に黙って病院を抜け出したり、そもそも身体が麻痺したりする状況で夜通しHは流石に非常識なのでは…?というか手が動かなくなった時に最後にとった行動はいやもっと早くからそれやっとけよと。
理想的なクリエイター像といえる逢桜だったけど、周りの仲間も相当支えてた感じもある。特に桐葉。…あなたここまで仲間想いだったのか…。
逢桜3 創作彼女の恋愛公式
この笑顔は好き。

最期の描写なんだけど、あれは結局「手術に成功した逢桜」なのかそれとも「死後も主人公の心の中で生き続ける逢桜」なのか…俺は後者だと思うけど、これどっちでも取れるようにあえてしてるのかな?まあ周りの反応を見た感じもう逢桜はいない感じがするけど。
…てか後日談アペンドあるってことは生存確定やん…。

所々「???」な行動をとることが多かったヒロインだけど、まあ死ぬ病気抱えてたから青春を駆け抜けたっからああいう行動をとったのかなとも思う。中々に評価が割れるキャラだと思った。




シナリオ☆1.5つ


共通のテンポは致命的に悪い。1章毎にエンディングを流すのはいる?
今作では多くのトラブル、悩み、トラウマが出てくるけどその解決も早く、大体他キャラの一言二言のアドバイスであっさり解決するなどどれだけこの問題が重大かということが伝わってこなかった。
てか共通こんなに色々なヒロインと親密にさせるためにダラダラ続けなくてもよくね?普通に個別√でやれって内容も多かったし。

加えて今作はクリエイターの物語ということらしいが、「天才は~」「才能のあるやつは~」とかやたらと素質が取り上げられているように思えた。個別だと大体トラウマによるトラブルだったり。まあ逢桜は違うけど。

個別の大まかな流れも大体同じでHシーンを消化したいのか付き合って早々Hシーンを3回やって次はシリアスという構成であり、先が読めやすかった。
ゆめみ√は微妙で後は普通って感じ。

後は学園生活3年間を作中で納めるとは思わなかった。そのせいで時間飛びまくり、日常が疎かになっていたのもマイナス。

まあでも極端に悪いという感じではなかったかも。
一つの作品をみんなで頑張ってる作るという青春は感じられたし。



キャラ☆2つ


主人公の寿希は超流され体質。
付き合えと言われたら付き合い、手伝えと言われた手伝う。というかエレナ√での暴走が印象悪すぎた。
ヒロイン達はゆめみやエレナが中々に可愛かった。ゆめみの純粋さやエレナの真っすぐすぎる想いの強さが良い所。桐葉も逢桜も悪くはないんだけどもね。桐葉はどちらかというとツンデレサポーターって感じだったし。

サブキャラにも色々過去に挫折とかのドラマがあって良かった。特に大人組。姫ちゃん先生だけ√で考え方がコロコロしてたけど

あと立ち絵関連なんだけど口パクいらなかったんじゃないかな…あれだけずれてるなら…。




音楽☆2.5


OPの「奇跡なんか、いらない。」は本当に力強い歌声でしびれた。
流石の佐咲紗花。
個別√のEDも悪くはない。…エピソードエンディングは正直聞きすぎて微妙だったけど。




Rシーン☆2つ


全体的に説明口調な感じが強かった感じがするがまあ及第点でしょう。
そしてエレナが非抜きゲーで隠語を多く使っていたのが驚く。
原画の有葉はかなり良い。前にプレイした某ゲームより全然良くなってたというかエロい。
ただ主人公もHシーンだと少し性格変わってない?って感じだったのが気になるところ。





総合74点


キャラとか色々総合的に見たら普通って感じ。
もうちょい各キャラの問題を少なくしてその分解決にかかる時間を長くすればもっと感情移入できたかもしれない。
クリエイターの物語という点も微妙だったかな。才能関連とかはなんかライターの私怨も交じってる気がして。(あくまで個人的感覚です。)
  1. 2021/11/28(日) 16:24:00|
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