冒険編
タイトルの通り、各地を冒険しながらクレリアを国へ連れ戻す話。
モンスターは出てくるけど結構みんな余裕があってなんとなくピクニック気分な所も。
この冒険編でヒロイン達が大体どういう性格なのかが分かる。とりあえず結構エロいことが分かった。
まだこの話だけでは分からないことは多い。シャルルとか色々暗躍してるし。またCVのおかげか正体がバレバレみたいなキャラも。
王城編
シャルルとのバトル。
途中でコレットが敵サイドに操られるたりするのかとと思いきやそんなことはなかったぜ!
王都とのバトルがメインのためただただ戦闘が続く感じだった。
…チェスター死にそうな割にはタフだなおい。というか夢幻の聖鐘、ガチの悪役かよ。
ここから各ヒロイン√
アンジェリーク(聖域編)
いつも笑顔を絶やさないオカン…かと思いきや、一度死んでオートマタの身体になったうえ、どんどん感情がなくなった結果が今のアンジェ…流石に予想できんかった。いつも感情が変わらないのはこういうことだったのか…。
ただ、後半少し感情が戻ってきたおかげか、嫉妬したり悩んだり負の感情が復活し、それに戸惑うアンジェも中々可愛らしいところがあった。
若干ホワホワしたところもあるが、スピードタイプの剣士…というか侍なのが結構意外な所。そして普通に強い。
√では幸せに生きずに、あえて世界の英雄のなろうと困難な道を進むチェスター達が中々格好よかった。途中何度も悩んだり、国に戻ろうかとも考えたりもしていたがあくまでも英雄で居続けた所が人間臭くもあり好きな所。
最期の戦いである悠久の聖鐘とアンジェの戦闘は最初こそ圧倒的な力で負けていたが、人の持つ進み挑み続ける力でとうとう突破したシーンは中々熱かった。途中のチェスターの精神攻撃が聞いたのもあるけど。
結局悠久の聖鐘も下手に意思を持ってしまったせいで完璧でいようと頑張ってしまったある意味被害者でもあるのかもしれない。…やってることはえげつないから許せるかどうかは疑問。またこんなヤバいものを誰が生み出したのかはわからないけど。(尚、後に分かる模様)
そして最期はこれBAD…?かと思いきや、まさかのトゥルーあるやつ!?まあ確かにシークレットって書いてあるから気になってたけど。
最後のアンジェの言葉、これパラレルワールド認識してる系?
ジュリエット(聖域編)
自称・全てを知る大魔術師。尚、自称ではなかった模様。
魔法に関してはかなりの自信家な上、パーティーでも明るく和ませてくれるキャラ。知識キャラの割におふざけをする一面やエロい行動をするなどお茶目な所も。
しかし数千年も姉・アンジェリークと二人で生きていたからか孤独をとにかく嫌う。そりゃアンジェがいなくなることが確定してるとなると嫌になるものな…。
完全に覚醒してからのジュリエットの強さは滅茶苦茶。大魔法3連発とかやべーなおい。
今回の世界の危機のある意味元凶とも言えるヒロイン。色々考えていたこととはいえ、自分の興味のためだけに意思を入れた聖鐘を作った結果、大変なことになってしまい、挙句自分の記憶は封印しているせいで土壇場になるまで気づかなかったという所は正直やらかしにも程がある。
1000年前は世界が終わっても良いと考えていたらしいが、他の人間まで巻き込む可能性を考えなかったのか。
ただその後、世界を救うために自ら聖鐘に取り込まれ、あれだけ嫌がっていた孤独を数百年続けていたのは流石に見ていて辛いものがある。もう十分じゃねえかなとも。
そしてやっぱりこれもトゥルーがある系。
コレット(不浄編)
目覚めて開幕チェスターの嫁発言をするなど一番大胆で猪突猛進なヒロイン。
下ネタや寒いダジャレなどを表情を殆ど変えずにかましてくる。チェスターにとにかく積極的で、「抱いて」発言も何回したかわからない程。ただちゃんと戦闘の時は仲間の事をサポートしたり、守ったりする優しい娘。
正体(シャルル=コレット)に関してはぶっちゃけわかりやすかった。というか登場時点でなんとなく察することができてたし…。明らかすぎるだろ…。
不浄編は聖域編の真逆。もうこれすぐに世界滅亡するんじゃないかと思うくらいおどろおどろしい。そんな状況でもチェスターとコレットの冒険はすごく楽しそうで、ああこの二人は本当に冒険者なんだなと感じた。最期にコレットとの永遠を取らずに世界を救うために、残り少ない生を懸命に生き、真正面から夢幻の聖鐘を説き伏せた。戦闘で勝つだけでなく、夢幻の聖鐘の想いを理解しての勝利は少々拍子抜けもしたが、時には分かり合うということも英雄として必要なことなのかもしれない…多分。
シャルルとチェスターの冒険の終わりは少し切なく感じたけど良い締め方だったと思う。
…最もこれもトゥルーがあるんだけどな!
クレリア(不浄編)
アイドル姫様。
クセがあり、下ネタ満載のボケしかいないパーティの中で数少ないツッコミ&ブレーキ役。この娘いなかったらずっと突っ走っていたのでは…?
英雄に憧れを持っているからか所々でミーハーな所を見せる。若干天然も入ってたり。ただ国のために自ら率先して行動する辺り上に立つ人物として十分な物を持っている。
この√に関してはガチで夢幻の聖鐘が倒すべき悪だということが分かる。
シャルルの身体を散々操った挙句、クレリアの身体を乗っ取るという卑怯極まりない行動は流石のラスボスと言える。
それだけに最後のクレリアの覚悟は凄かった。というか戦いの中で成長しまくってるだろこの姫様。
…ただ夢幻の聖鐘が慢心しすぎ。勝利確定した瞬間にチェスターの交渉に簡単に乗ってるんじゃねえよ。アホすぎる。チェスター結構口先勝負な所多いよね。
ちなみにメインヒロイン一番のおっぱい。中々エロかった。というか赤ちゃんねだってくるとか可愛すぎでしょまじで。
やっぱりトゥルーがある模様。
クロエ&カエデ(姫伝編)
まさかのサブヒロイン勢√。
ただ他の√と違い、世界の危機もなくただクロエやカエデと一緒にクエストを受けるという形になっている。
…ご先祖様のアストレイリアも敵対するのかと思いきや、何もないところかむしろ味方サイドだったのは良かった。
クロエはお嬢様口調でクレリアをライバル視しているため、最初ライバルキャラかなと思っていたが実際はコロコロ表情が変わるポンコツ娘。力でなんでも解決させようとしている辺り可愛い。クレリアの事も凄く大事な友達と思っている所とか特に尊い…。
カエデは今作No1のおっぱいで服装がすでにエロい。エロシーンは一番エロい。そもそもクロエを発情したのもカエデのせいだし。
クロエの従者の割に軽い口調で茶化すことも多いだけど、凄く大切に想っている。この√でもクロエの覚醒のために色々考えてたし。
そして二重スパイという一面があったが、特に悪い印象を持ってなかった。チェスターのこと助けてくれてたし。
…結局最後まで誰からの依頼だったのか分からなかったけども。これも前作をやっていれば分かるのかな…?
ただ最後の最後で重要な宝玉と秘伝…つまりトゥルーに繋がる道がでてことは予想外だった。結局この√も重要な√じゃねえか!
命魂の聖域(トゥルー√)
BADENDのジュリエットが平行世界のチェスター達を救うことにより、各ヒロイン√のトゥルーが解放されるという仕組み。
自らの責任を自らの手で終わらせたのは、流石の悪の大魔女と言うべきか。
チェスターやヒロイン達を目覚めさせ、冒険から帰るというエピソードになっているが、あくまでもエピローグのためかかなり短め。
しかもジュリエットトゥルーに至ってはかなりギャグよりな感じになっている。まあでも最後は笑って終わらせるという風に考えるのならばこれも良しと言えるか。
ただまああっさりとしすぎてるなあと思ったりもする。
シナリオ☆2つ
各地を冒険しボスを倒し世界を救うというさながらRPGのよう。
全然暗い感じにはならず緊張感全然ねえなと思ったりもしたが、冒険のワクワク感が出ていたのは良かった。…序盤退屈な所もあったけど。
ただ流石にボス直前でキャンプしたりするのはどうかと思うけど…。
ラストダンジョンなのに余裕ありすぎでしょ君ら。
気になったのは戦闘場面。ちゃんと力で倒す所は良いのだが、説得して解決しているのはなんとなく迫力に欠ける。(特に二体の聖鐘に対して)
トゥルー到達に関しては多少無理やりな所はあったが、各ルートを巡ってからのハッピーエンドは達成感もまあまああった。
捨てシナリオがないのも良い。
キャラ☆2.5つ
下ネタが非常に多いヒロイン達。
とにかくチェスターに対して積極的で可愛らしい。パーティーもみんな仲が良く常時明るい雰囲気だった。
一番好きなヒロインはクレリア。あのおっぱいと一生懸命な姫様という感じがして良い。
ジュリエットは最初、「お前元凶かよ」と思って悪い印象の方が多かったけど、ちゃんと最後は解決に導いたから良し!
主人公のチェスターもただ強いだけでなくドルオタでアホみたいな行動をするのがむしろ親近感が持てて良かった。
ただ、一部サブキャラが前作をやっていないとわからないようなことを言っているのが気になる。
音楽☆2つ
ファンファーレがやたらとRPGによくある戦闘終了時のBGMっぽい。
ボス戦も結構戦闘曲っぽいし。
OPの「奇跡へのブラーヴィ」は中々豪華なデュエット。正に始まりを表す曲。
EDの「悠久のカンパネラ」は最初は暗い曲かなと思っていたら、サビから一気に明るくなってた気がする。ただなんとなく切ない感じがする。
Rシーン☆3つ
まずサブキャラにまでHシーンがあるのがGOOD。
シーンのシチュも素晴らしく、各ヒロイン中々にエロい感じが出ていてよい。どんどん乱れていくヒロインも良いものだ。
肌色要素も多く、視覚的にも最高でかなり俺好みだった。
特にカエデはエロ過ぎる。淫紋みたいなのがあるのがまた良い。
シャルルのHシーンは完全にBADに繋がる感じだったから複雑だったが。
総合85点
キャラの可愛さが活かされたエロゲ。
少々強引な所はあるけども十分な出来ではないだろうか。
Hシーンが大変満足できたのでそこも加点。
…ただ正直前作やっといた方が楽しめたような気もする。