以下感想
ネタバレあり注意
2010年よりLump of Sugarから発売されたエロゲ。
ここのメーカーは何本かプレイ済み。
FANZAの10本1万円セールの3本目
エルス
優等生系ヒロイン。
優しくお淑やかで純粋な正統派。主人公の事もトキ君と呼んでくれるところがまた可愛い。
ただ突然お礼のキスをしたりサクランボのヘタを口の中で結んだりできるなど、隠れたエロさも兼ねそろえている…と思われる。
今作で一番妖精に近づいたであろう√。自らの籠を破って美しく舞うエルスは妖精「ごっこ」から本物の妖精になれた…ということではなかろうか。主人公・一騎もある意味で妖精を見つけることができたわけだし。
一番イチャイチャしているような感じもする√。しかしイチャイチャしてたシーンが続いた後に、いきなり姉・キャロラインに舞踏を見せる試練みたいな展開等中々な急展開具合だった。
リア
初対面でも仲良くなれるお調子者みたいなヒロイン。
常に明るく仲間達のムードメーカー的存在。舞踏にもそれが表れており、ムラがあるものの才能自体はかなりある。
仲間想いの彼女だが、周りみんながエルディスを目指す中で一人だけ自信がなく、ミルレイス・スノー祭に選ばれても最初は棄権しようとするほど。結局その自信は一騎がなんとかしたんだけども。というか譲ってくれる銀ちゃんもいい娘だな。
付き合い始めてからはイチャイチャしつつ舞踏の練習にも精を出す日々が続く。ただ最後の大会はせめてどうやって舞ったのかくらいは見せてほしかった。
カスミ
一騎の従姉の姉的存在。
昔やたらとやんちゃにされていたせいか、一騎もビビったりしている所が多い。だが舞踏服は中々煽情的。…何故その服のHシーンがないのか。
ボートでの事故をきっかけに一騎の姉でいなければならないという想いがあったせいで、好きを伝えることのできなかった彼女。ボートが嫌いというのも本当は「一騎にドキドキするから嫌いということにしていた」というなんとも乙女な理由だった。
付き合い始めてからも、一騎を姉として見守ることは忘れなかった。ぶっちゃけブラコンなのでは…?(従姉だけど)
銀
今作のロリ枠。
カスミをお姉さまと慕う一方で一騎に対しては滅茶苦茶辛辣。しかし仲良くなっていくと途端に笑顔を多く見せてくれるようになる時間経過型のツンデレみたいな感じ。
大人に憧れているせいかやたらと大人ぶるような所を見せる。そのせいで色々無理してしまうこともあったけど、一騎と付き合いをきっかけに子供としての自分を受け入れるようになった。その点は成長しているのかな。
そして結構時間がポンポン飛ぶ。添い寝してたと思いきや次の場面でいきなり数日後とかになってて驚いた。
EXTRA
トゥルーだがキャロライン√でもある。エンディングまでに選択肢があるが、ラストは全て同じ。
…というかマジの妖精かいあんた。…出会ったときのBGMですでにネタバレしてたんだなあ。
学園卒業済みなうえ、ヒロイン√の問題も殆ど解決済みとかなり作中内の時間が飛んだ印象。終盤まで祭りを楽しんでただけだからなあ…。
おまけだからか短め。
シナリオ☆0.5つ
非常に退屈。とにかく長い。
重要な要素はスルーし、ひたすら日常を繰り返していくのがあまりにも代り映えがなさすぎて、プレイしていて苦痛だった。
舞踏に関しても肝心な本番や途中の練習の内容も殆ど見せてくれないどころか色々カットしすぎている。そのカットした所にひたすらダラダラ話を続けるからたまったものではない。
イチャラブもそこまで多くなく、好きになる過程も突然すぎてよくわからなかった。
妖精や祭等色々面白そうな要素があっただけに残念。
キャラ☆2つ
原画がたにはらなつきということで中々可愛らしい。
ヒロイン達も悪い所はない感じではある。特に銀はツンデレ要素が強く出ていてよかった。
ただあのフクロウクソ邪魔。うるさい。
音楽☆1.5つ
OPは佐倉紗織。本当この歌声聞くと安心する。
相変わらずの良ソング。
EDも各ヒロイン異なる上にそれぞれvocalを努めているのが良い。
Rシーン☆0.5つ
まず使えない。全然エロくないし。
どちらかというと恋人通しのふれあいという感じが強く、濃い感じではなかった。
総合65点
無駄にダラダラ話が続き、そしてつまらない。
長ければ良いというわけではない。プレイしてて辛かった。
残念です。
- 2021/07/24(土) 17:00:00|
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