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穹が凪ぐ音の夢

エロゲの感想や自分の一日を日記みたいに一生懸命、書いてます。

エロゲ感想 冥契のルペルカリア

以下感想
ネタバレあり注意





















冥契のルペルカリア
ウグイスカケラの新作。
ここのメーカーは毎回購入済み&プレイ済み。
毎回話が面白い感じだから今作も期待。





シナリオ☆2.5つ


最初から最後まで徹底的に演劇を軸にした話の展開。
個別√に派生する選択肢もあるが、基本的に1本道である。

共通は劇団ランビリスが様々な苦難を乗り越え、フィリア公演を目指すというもの。
素人やら天才やらが様々な人間がいる状況だったが、意外とメンバー内の仲は良く、演技に熱が入って暴力的な口調(主に来々)が飛ぶ以外はかなりまともに進んでいたと思う。……前半までは。
後半になるとメンバーの裏が明らかに。特に来々がやった嫉妬で成功しかけていた悠苑を悪評を広めて蹴落とした行動はこの段階では最悪としか言いようがなかった。おかげでめぐりも大幅に向上したのは間違いないが、それでもあの行動は良いとは思えない。
結論から言うと演劇自体は成功したからまだよいけども…。

といった感じだったのだが、個別も兼ねた後半から物語が急展開する。まさかの世界が本の舞台だったという衝撃。
共通で違和感のある言葉が多々出ていたが、まさかこういうことだったとは…。
火事で団員が次々と死ぬ中、一人だと何もできないめぐりを強くするための来々が願った仮初の世界。
まあようするにリトバスなわけだ。うんすごい分かりやすい。

ここからは個別√等にいくのだが、状況が状況だけに個別√が実質バッドエンド。だって燃えてるんだもの。死んじゃうよ。それに個別√は殆どが逃げの選択だし。
しかし後半からの話は非常に面白い。前半で悪評やら悪いことした人物も実際は全く違う行動だったという展開作りは本当にすごい。特に来々はマジで見直した。ぶっちゃけこいつ主人公でいいんじゃね?と思ったほど。
そして散々トラウマだった未来も実際の所主人公・環が引き起こしてしまったもの。嫌い嫌いと言っていたことも本当は好きで嫌いになれと言われたから無理矢理と…なんとも悲しい。

最終的に様々な問題を乗り越え成長し、現実に帰って自らの意思で火事から逃げることができた。
結局はあの世界も演劇の一つだったのだろう。
団員が死んでしまったのは悲しいが、ヒロイン達が新たに劇団を立ち上げていこうとするその姿は間違いなくめでたしめでたしと言えるだろうとそう感じた。

前半は多少退屈な部分もあったものの、過去の出来事を上手く回想でまとめ、前半の伏線もキャラの設定も利用したシナリオ展開は非常に良いものであった。所々の物語調のモノローグも中々いい雰囲気をだしている。



キャラ☆2つ


今作は優遇不遇がヒロイン含めて割と多い。
まあ今作は演劇だからどうしても目立つ目立たないがあるのは仕方ないけども。
ヒロイン勢はめぐり、理世が比較的良い感じ。

めぐり 冥契のルペルカリア
めぐりは最も優遇されていると思われるキャラ。…そもそもあの物語がめぐりのためだったのもあるし。
最初めぐりは見た目や天才という境遇のせいで「…こいつ絶対性格悪いだろ…」って思ったら、初心者にも気にかけてくれたり、同じ天才の琥珀にも嫉妬せず、演技の指導をしてくれるなど面倒見の良い娘だった。環を茶化している所も可愛くて好き。
そして新たな仲間に支えられ、ようやくまた立ち上がることができた。今作の大半はめぐりの成長物語と言っても過言ではない。

理世2 冥契のルペルカリア
理世は氷狐と仲が良かったためか割と回想でも多く登場している。
そして真面目な委員長キャラに見せかけてポンコツ。コロコロ変わる表情と魅力的な要素満載。
癖の強いヒロインの中でもかなりの常識人であることも大きい。

奈々菜 冥契のルペルカリア
奈々菜は望まれない出生に兄の踏み台のためにアイドルとして育てられた不幸とかそういうレベルじゃない可哀そうな娘。
ただ天性の魅力があったせいか可愛さだけは高い。…一見するとぶりっ子のような感じもするんだけどね…あの小動物みたいな可愛さは確かに良いわ。そしてある意味で環に巻き込まれたヒロイン。同意の上とはいえ…。

琥珀2 冥契のルペルカリア
琥珀はある意味で一番残念な扱い。
天才的な演技力というのも氷狐の力であり、また、個別√の方でも妹として扱われてしまっている結構可哀そうな状況だった。
独特な感性を持つ面白い娘なのだが…。

未来2 冥契のルペルカリア
そして未来(氷狐)もまた被害者。
環が好きすぎるばかりに全ての行動が兄・環のためという歪みまくった好意。しかし才能があったばかりに兄に恨まれてしまうという悲しい運命を背負ってしまった。ある意味で才能でつぶれたと言えるだろう。
ただあれだけ嫌いだのにらまれても最後まで環のことを好きでい続けたその姿勢はすごい。…まあ兄がね…。
未来3 冥契のルペルカリア
ブラコン


主人公の環も確かに母親の被害者でもある。ただ、未来の気持ちも考えずに否定的なことばかり言うわ、挙句ぶつわをこいつなんなんだよと。そもそも未来が環のことが嫌いと言ったのも環が言ったからであり、勝手に天狗になって、未来に実力で抜かれて勝手にトラウマになるのは流石にね…。そして作中でも妹扱いにして奈々菜を監禁するとか犯罪かますとか…しかも手錠で逃げられないようにしてるし…。
あれだけの環境に置かれて精神が疲弊するのはわかる。だけどやはり好きにはなれない。

サブキャラ達はとにかく来々・双葉が優遇。
かたや演劇のために全てを捧げる熱い漢、かたや同性愛者で男のことは大嫌いだけども環のことを軽口叩きながらも全力で支えようとした良い女友達とこの二人はすごい良いキャラしてた。
最も残念な扱いなのが朧。勝手に愛情を継承された結果、環のことを好きになり、結局演じたこと以上のこともできなかった。(火事で死んだわけではないため)
来々 冥契のルペルカリア
素直になれない不器用系

そして安定のクソ親共。
こいつらは子供に何させてるんだ…本気でくたばれと思う。
特に環・未来の母親はヒステリック起こしてるし、わけわからん基地外。


また、これはどのキャラも言えることだが、演技力が半端ない。特に演劇中。
声優すげー。



音楽☆1.5つ

明るい感じから、悲しい感じまで幅広くそろえている。
BGMもかなり深みがあり、劇場で聞いているという感じがする。…なんとなく。
OPの「ライムライトの残火」サビの静かな盛り上がりが中々良い感じ。



Rシーン☆1つ

H回想に画像が5つあるから5シーン…と見せかけて実際は2~3シーン程。
それも短いうえに作中の状況が状況なだけに抜こうとも思えない。
CGは良いのだけども…。



総合80点

少しずつ明らかになる世界観がたまらない。
言い回しが独特な所もあるが、それでも十分面白いと言えるだろう。

…かみまほをやってもやらなくても大丈夫だったのでそこは本当に良かった。

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  1. 2021/03/04(木) 21:12:00|
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