水蓮
姉妹の姉。豊満。
お淑やかな雰囲気を持ちつつ、大胆…というより無防備なところが多いある意味危ないお方。海で水着に着替える際に主人公の前でも普通に裸になっていたり恥じらいすらもあまり持っていない。
最初は主人公の事を弟扱いしており、Hに関しても恋人というより可愛い弟の性欲の処理を手伝ってあげるという点の方が大きかった感じがした。しかしHを重ねていくことで恋愛感情になったのか、最終的に好きという気持ちを伝えあうことができるようになった。
とはいうものの、個別√は殆どが家の手伝い→H→手伝い→Hといった感じでどこで恋愛に発展しているのかが分かりづらい感じもした。
また途中で妹・紫苑を抱く選択肢もあるが、紫苑のシーンと水蓮と紫苑の3Pのシーンが追加されるだけで話の内容は変わらない。せめて結末を少し変えるなどしてほしかった。
紫苑
姉妹の妹。ツンデレ。
主人公に対してツンケンした態度をとる女の子。しかしその理由は「どうせ姉に勝てない」というコンプレックスからなるもので実際は主人公大好き。
子供の頃はもっと明るく純粋だったらしく、現に一人でカメラで写真を撮っている時は子供のような明るさではしゃぎながら写真を撮っていたりする。そこがまたギャップがあって可愛い。
序盤こそ主人公に対して強く当たることが多いが、主人公が紫苑に対する気持ちをしっかり固め、告白して以降は表情が柔らかくなりデレデレになる。相変わらずHシーンが多いものの恋愛をしているという点に関しては水蓮より上かも。
HはSっぽいシーンが多い。また、姉に張り合おうとするシーンもあったりとヤキモチ焼きの紫苑らしいHが多く感じた。尚、こちらも姉・水蓮を抱く選択肢もあるが、結末は殆ど変わらない。
シナリオ☆1つ
話の大半がH。特に何かシリアス展開があるという訳ではない。
元々主人公が島に来た理由は普段の医師になる勉強のリフレッシュと「このまま漠然と医者になっても良いのか?」という答えを考えるためである。
しかし先ほど書いた通り殆どが姉妹とのHシーンばかり。答えに関しても、医者不足という理由から「姉妹のいる島で医者をやる」という夢を一応は持った。が、話の展開的に姉妹との身体の関係で決めたとも取れないような見方でもとれるようなシナリオだった。
キャラ☆2つ
ヒロイン二人ともエロ可愛い。
優しく包み込んでくれる水蓮にツンケンしながらもヤキモチ焼きな紫苑とバランスがとれた姉妹。(まあ姉妹の王道的性格ともいえる。)
一方で主人公はとにかく性欲お化け。作中の時間経過は分からないがしょっちゅう発情しているように思えた。1日で何回もシたりすることもあるし…。まあエロゲ特有の主人公と言える。
音楽☆1つ
OP・EDはなし。静かな感じの曲が多く。特にピアノ曲が良かった。
個人的にタイトルのBGMが良かったかな。
Rシーン☆2つ
原画・唯々月たすくの素晴らしい肉感のあるキャラに隠語の多いテキストと非常に良いレベル。
しかし、シチュや内容がとても勿体なく思えた。
シチュは「夏」「島」といった要素もあってか解放感のあるHはあるもののもう少し数が欲しかった。
そしてシーン数自体は非常に多いのだが、3分の2くらいは前戯のみのシーンで本番が割と少なめだったのが残念。加えて、大体が1シーン=CG1枚(+差分)で、しかも3P前の選択肢で選んで抱くシーンに至っては使いまわし。折角のハイレベルの原画が活かしきれていない印象を受けた。
総合71点
サクッとプレイしてサクッと抜ける抜きゲー。
合う人には合うが、個人的にHのシチュ的にやや難ありだったため少し減点した。