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穹が凪ぐ音の夢

エロゲの感想や自分の一日を日記みたいに一生懸命、書いてます。

エロゲ感想 ラブレプリカ

以下感想
ネタバレあり注意



















ラブレプリカ
Gardenより2013年に発売された作品。
ここのメーカーはこの1本のみで、これ以降は出してないみたいですね…。まあエロゲメーカーではよくあることだけど。


1章
青春 ラブレプリカ
皆で文化祭に向けてのバンド練習。合宿もやったり意味の分からない話題で笑いあったり等、よくある学園生活の日々…なんだけど、実は不治の病で人間が絶滅の危機になっているという非常に重い世界観。

序盤は馬鹿馬鹿しいほどにテンション高いやり取りのオンパレードで意味もなく笑えた。擬人化によるエリザベスもちょこちょこ動き回って面白かったし。そんな日常の中に僅かに顔を出す暗い雰囲気が怖い感じに思えた。
そして鈴がラブレプリカで死亡とまさか過ぎる展開。一応鈴がラブレプリカというのは予想はしてた。ただ死ぬとは…。
主人公も精神不安定になってるし、今後どうなるのか…。
鶏 
可愛らしさをプレイヤーに持たせてからのズドン。これはライターが上手いと思った。





2部


最初から最後まで賑やかし役。最早電波。言ってる事が支離滅裂な上、突然とんでもない行動を取ったりするなどカオスなヒロイン。しかし重要な場面ではしっかり真面目な所も見せたり、特に鈴の事はかなり大事にしているのが分かる。
前半はただの訳の分からない謎テンションヒロインだったけど、2部の個別に入ったらかなりの精神不安定に。ただ√後半はいつものハイテンションに戻ってた。
藍を見て鈴を思い出してしまう主人公に対しても、藍がそれでもいいと接してくれる場面は鈴も好きだったし主人公にも実は少なからず好意を持ってたんだなということが分かる。そんなシリアスのすぐ後にテンション振り切れるのだが。

ただえ?これで終わり?マジで?っていうタイミングでEDが流れて終了した。どういうこと?
好きになったきっかけも分かりづらいし、あれだけタイプじゃないと言っていたのに…2年間で変わったのかな?


鈴は実は2人いて、藍と思っていたのは鈴ファースト、鈴だと思っていたのは鈴セカンド。つまり藍は存在しないということが怜√で判明。
グランドEDをみて1人目の鈴の影士に対しての愛がとても深く伝わってきた。
これが死んでも救いたい大切な人ということなのか…。





みずほ
みずほ3 ラブレプリカ
幼馴染枠。主人公が絡むとヤンデレ風な行動をかますある意味で危険人物。
素直になれない暴力型ツンデレ。ピコピコハンマーをどこからか所持。そしてお手本のようなぐぬぬ顏もする等表情は割とコロコロ変わる。
そして主人公が好きすぎるヒロイン。告白してフラれたらギャン泣きするわ付き合い始めたら精力がつくヤバい弁当作るわ電気按摩で朝起こすわととんでもない行動を起こしまくる。
ただ鈴が死んで2年間精神不安定な状態の主人公を優しく母親のように包み込む優しさを持っているなど、幼馴染らしい陰ながら見守るようなところも見せている。
ぐぬぬ ラブレプリカ
理想的すぎるぐぬぬ。

後半ではみずほがGODSにかかるが、ここら辺の話は結構滅茶苦茶。人間の藍の中身が鈴になって、その鈴(藍)は実は人間じゃなくてラブレプリカで…みたいな説明が唐突にきてあまり理解できなかった。怜√プレイ後でようやく理解したが。

また主人公が鈴に対する行動があまりにも鬼畜すぎる。振った女性に対してドナーになってくれとか…人間が出来る行動じゃない。

みずほの献身的な態度や空回りやデレデレは見てて面白くて良かったが、後半の展開が理解できなかったり、主人公が三角関係で優柔不断だったりなど見ていられない所もあった。

鈴√のBADは完全にヤンデレになってて怖い。
みずほ ラブレプリカ
臭いフェチって所も割とヤバい。






怜 ラブレプリカ
お姉さん…かと思いきやおばさ……もとい滅茶苦茶年上の留年先輩。
主人公をやたらと手駒にとるような発言をしたり先輩らしい雰囲気もあれば、巨乳をいじられると照れたりする等初心な所もある。「~ゾ」という語尾も特殊。
後半では死んだ兄の遺言に縛られ続けるなど色々抱え込んでいたことも分かり、それ故に影士の心臓移植やおじさんの研究等今作において重要な所を調べるのだが…この√で今作の事件の確信に迫るとはまず思わなかっただろう。

鈴は実は二人いて2年前の事件で死んだのは一人目の鈴。二人目の鈴…もとい主人公と愛しあった鈴は生きていたが、統合失調症により藍になっていた…というトリック。
かなり乱暴な感じはするが一応の辻褄はあってはいる。何故鈴が移植できたのかも分かったし。そしておじさんが犯人というのも実際に手を下した訳ではなく、裏でおじさんが望む行動を起こさせようとしていたらしくそこらへんも結構曖昧。
ただ動機に関しては納得はいく。結局おじさんは不条理な世界や政治に振り回された結果妻を亡くしたある意味で被害者なのだろう。まあ実の娘を殺しているだけに悪なのは間違いないのだが。

結局影士にしろおじさんにしろ怜にしろ皆死んだ人の呪縛がずっと纏わりついていたんだな。それ故に未来を願った怜と過去しか見ていなかった影士やおじさんの対比が非常分かりやすかった。
今作の事件の核心に迫る√でかなり面白かった。

肝心の怜との触れ合いが少なかったのは残念だけど、主人公がおじさんの言葉に取り込まれるのを止めたりする等、事件の解決は怜の支えのおかげだったりするし、そもそも怜に協力しなければ調べようともせず真相は闇の中だったわけだから、怜は個別√のヒロインらしく、十分活躍したと言える。
おっさん ラブレプリカ
ここの本気演技は本当に好き。そしてどうしようもない世界なんだと実感した…。




千佳
千佳 ラブレプリカ
お姉さんぶる年下キャラ。
藍も変な明るさがあったがそれとは別ベクトルの明るさ。…頭のネジが取れてるのは藍と同じなんだけど。
「でゅふ」と変な笑いをしたり、所かまわずお姉ちゃんぶっては場をかき回したりするなどの賑やかし担当でもある。ただ真面目な所はかなり真面目。エリザベスを殺す所では最後まで殺すのを反対してたのは何となくホッとした。

そんなヘンテコキャラだけど実はラブレプリカという事実。だからエリザベスを殺すことに最後まで反対してたんだなと。
√に入っても調子のいい事言いまくるが、主人公の事をしっかりと見守ってくれている。みずほがGODSにかかってしまい主人公が悩んでいた時も、自らの腎臓を率先して渡したし、主人公が辛い時は抱きしめて慰めたりちゃんとお姉ちゃんしている。…まるで亡くなった本当の姉のように。

「愛は差別」という解釈は今まで聞いたことなかったが、説明も言われてみれば凄く腑に落ちた。確かに一人を愛する=その人が中心になる=他の人からみれば差別になる。なるほどと納得した。
好きな言葉の一つ。

オチ的に若干おまけ√っぽい?
千佳4 ラブレプリカ
ここでズコーってなった。






鈴3 ラブレプリカ
藍の双子の妹…もといラブレプリカ。1章では死んだかと思いきや生きていて藍の意識となっていた。
藍と違って引っ込み思案なような感じ…なんだけどそれは最初だけ。藍程明るくはないがこちらも頭のネジが少なからず取れている。丁寧な口調でとんでもないことを言い出す。主にエロ方面で。頭なでなでもエロくなるのだから驚きだ。若干ぶりっ子みたいな所もあったが…、

√は主人公、鈴、みずほの三角関係。起きた状況等から若干「君のぞ」に似ている。
とにかく主人公はクソ野郎でイライラさせられた。中途半端な関係で鈴を危険な状況にさせるなどこいつはまじで酷すぎる。
一方でみずほはあれだけ酷くフラれても泣きながらも生き続け、結婚式では「結婚おめでとう」伝えられる本当に良い女。これだけでもみずほの株が鰻登りだった。ラストがまさかの3人一緒エンドだったのは驚いたが…。

ウサミミなでなではかなり可愛い。


咲子
咲子2 ラブレプリカ
GODSやラブレプリカ等様々なことを知る倫理の先生。
最初は授業だからとはいえエリザベスを容赦なく殺すようにしたりするなど印象が悪かったが、どこまでも生徒第一で考える姿勢は素晴らしいものがあり、悪い印象はいつの間にか消えていた。

√はGODSそのものを中心とした√。この√で改めてGODSの恐怖を知ることができる。…人間のDNAに埋め込まれてるんじゃどうしようもないじゃん。
そしてまさかのおじさん裏切りによる鈴死亡…あのままいくと思いきやまさか裏切るとはな…。
再度絶望して精神不安定になった主人公を大人の女性らしく支える咲子先生…。試練といいながらも主人公をあらゆる面でサポートしようとしたり本当に好きなんだなと分かる。
結局問題は一切解決していない。ラブレプリカと人間の共存のために主人公や咲子先生は動き出したが、病気そのものに関しては治そうと思わないという結論になったのはあまりに見ない結末だなと思った。それだけこの世界が理不尽で絶望的ということなのだろう。




シナリオ☆2つ

1章は明るいが、2章はとことん重いシナリオ。
またギャグとシリアスの振れ幅が凄まじい。ギャグだと思いきや次の場面ではシリアスになってたり、ついさっきまでシリアスな感じだったのにいきなりギャグになったりと場面場面の切り替わりが激しすぎた。
テキストも叫んだり嘆いたりと主人公の地の文がかなり感情的で見づらかった。
しかしシリアスのどうやっても抗えない絶望の雰囲気は非常に良く出来ている。良くも悪くも荒削りなゲームのように思えた。

そして絶滅寸前の世界観の中でも主人公達が懸命に青春しようとしている姿はとても眩しく思えた。



キャラ☆2つ

主人公がとにかく酷い。行動の大半が自分の保身で、主人公の行動でヒロインが傷ついたら後悔するの繰り返し。自分に決定権があるにもかかわらずなあなあになっているのはかなりイラついた。
それ以外のキャラも一癖も二癖もある。一番良かったのはみずほ。フラれても一途に支え続けるヒロインとしてとても好感が持てた。ヤンデレは怖いけど。
みずほ7 ラブレプリカ
失恋を乗り越えて祝いの言葉をあげるみずほ…。


音楽☆2.5つ

最初に流れる「LOVE/Beat」がいわゆるOP詐欺。凄く明るいバンド物かと思いきやこれだよ!
OPの「Binary star」はとても良い感じ。明るい曲なのに歌詞が悲しい感じのギャップがまた良い。
ムービーの出来も凄く情報量がとにかく詰め込まれた良OP。
EDの「アイノウタ」は「愛」の歌でもあるし「藍」の歌でもあるダブルミーニングのような曲。メメントモリバージョンも良いが個人的に普通バージョンの方が好き。


Rシーン☆0.5

陰毛が描かれているのは驚き。シーン自体は短く、差分も少ない。
加えて声優の演技もエロシーンでは微妙。特に鈴のエロシーンは喘ぐというより叫んでいるような感じがしたいたこともあり実用性は無い。精液描写も極端すぎる。特に怜√。



総合78点

とにかく荒削りで問題点も多い今作だが、それ以上にとにかくやりたいことをぶつけていこうという気概がこのゲームに表れていたと思う。
今後が楽しみなメーカー……だったのに1作で終わってしまうのは悲しいものだ。


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  1. 2020/07/21(火) 20:35:13|
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