以下個人的感想
ネタバレあり注意

アリスソフトより発売されているランスシリーズ第8作目。
今回は由緒正しいRPGチックのような感じもする。
最初はセーブが1つしかないことにかなり動揺した。
シナリオ☆1.5つ
相変わらずのランスやりたい放題。シィル復活のために頑張るはずが何故か超遠回り。おまけにモルルンの呪いにかかるとかどんだけ寄り道してるんだ…。
クエストのラストは流石に辛すぎる。というより自暴自棄になったランスが見てられなかった。
そしてクルックーは割と許せない行動とってたり…。マリアの記憶を奪うとかは流石に許せんかった。
マグナムは中々に面白い展開だった。というよりランスの世界って、神様の退屈しのぎで作られた世界だということに驚いた。てか女神ALICEめっちゃ極悪じゃん…。
アムのあの行動もそりゃあ分るわ。あんなん絶望するしかないし…。

これ本当どうしようもないじゃん…。
キャラ☆3つ
これはもう文句なしでしょ。今までのランスシリーズのオールスターと言っても過言ではない。
魅力あるキャラはこれでもかと投入されていて、かなり良い感じだった。
好きなキャラとしては。
・5Dではあまりの強引な身勝手さにイライラしていたが、今回はかなり乙女で弱々しい所を多く見せて可愛さ激増させたコパンドン。

・1以来久々に登場したと思いきやまさかのヤンデレだったヒカリ。
怖い…・ランスのために無理やり修行しレベルを上げた一途な軍神、謙信ちゃん。

・魔人だけどもうこれ味方になるしかないでしょ状態のサテラ。
表情エロくて大好き・戦国、クエストの2作だけだったけど本当に最期まで頼りになる忍者鈴女。…ラスボス・アムに止めを刺したのが鈴女で本当に良かったよ…。

エロシーンなのに泣きかけた。
と今回は凄く良かった。
またランスもリセットが産まれてから父親らしい所も見えるのが、ランスもなんだかんだ成長してるんだなあとしみじみ。ホットケーキを作ったリセットを天才と評価する辺り、ランスも親馬鹿の素質あるな…。
パステルも含めた3人は今作の癒し。

ここのシーン本当に尊い。
というかパステルも怖い女王に見えて実はポンコツみたいな所が合って実に愛嬌がある…。


ガチ泣きしたり、身体乗っ取られたり。
他にも多くのキャラが参戦しており、どれも少ないながらもイベントがあったのも良し。
もう一度いうが、キャラ面は文句なしだろう。

個人的に凄く嬉しかったゼス組。
音楽☆2.5つ
今回も非常にかっこよいBGMの目白押し。
一番好きなのはマグナムのボス戦BGM「戦闘ボスボス」滅茶苦茶良い感じ。
ダンジョンではバベルの塔の「塔探索もっと登る」まさにラストダンジョンという雰囲気がして盛り上がる。
そしてラスボスのアム戦の「戦闘アム」色々な曲調が聞けて本当凄い。
この点は流石のShadeといった所か。
Rシーン☆2つ
お馴染みの抜かせる気のないエロシーン。
相変わらずのランス君の暴走っぷりは見ていて飽きない。
魔人だろうが天使だろうが問答無用なのもまた良い。
ただ原画が綺麗で表情もかなりエロく描かれていたのはグッド。
シィル復活で超ハッスルするランス、凄い嬉しそう。
鈴女の最期のH後のランス、凄い寂しそう。

次こそシィルを…。
ゲームシステム
今作はクエストとタイトルについているだけあってひたすらクエスト(依頼)をこなす仕様。
ダンジョンもぐったり、会話したり、Hシーン見たり等と全てがクエスト。
かなりシンプルになっている。
しかし、今作は正直それらのシステムはあまり良いとは思えない。
「金が貯まらない」
戦闘しても落ちるゴールドは10とかそんなもん。後半になればそれなりに落とす敵も出たり、ダンジョン内にたまにゴールド落ちているが、それでも序盤はかなり貯まりづらい。おまけにアイテム鑑定にも金を使うためせっかく貯めてもすぐに枯渇する。
「エンカウント率」
ダンジョンの潜ると、左上にエンカウントゲージが出現。それが貯まるまでエンカウントしないのだが、最初のゲージ量が少ないため割とあっさりエンカウントする。遭遇するたびにゲージの最大値が上がるが、マップ切り替えでリセットされてしまうため結局すぐ敵と戦うことになる。
「悪意ある罠」
敵を呼ぶ、ダメージを受けるならまだしも、パーティメンバー1人強制退却はきつすぎる。過去作のゼスにも同じような仕掛けはあったが、こちらは見ればすぐ分かる、発動ダンジョンが限られているのに対し、今作は色々な所に強制退却の罠が凄く見えづらい状態で潜んでいる。
等マップ移動するだけでもだいぶ辛い。
その一方で戦闘面はというと……こちらも少々辛いです。
「技の回数制限」
今回は技の回数が限られており、ゼロになるとそのクエストが終わるまで使えなくなる(例外あり)そのためクエストを進めていくと雑魚だろうと容赦なく強力な技をかます必要もでてくるため、後半はじり貧になる。
一番つらかったのは逃げるコマンド。特定キャラしか使えない上に回数制限なのは酷いと思った。
また序盤はレベルも仲間も万全でないため、技の回数もすぐに尽きてしまう。
「キャラチェンジ」
カリスマの数値分パーティ変更ができるのだが、戦闘中にチェンジした場合、チェンジしたキャラの最初の行動までのタイムロスが凄まじい。スキル「順番シャッフル」を使わないとまず行動できない。
「ボス格差」
一番唖然としたのがクエストのラスボス、フル・カラー。
単にリジェネが凄いだけでそれ以外は特にヤバい所がない。第二形態があるのかと思いきやそんなでもないし、その点アムはかなりの強敵。全体ダメージ連発に状態異常とかなり厄介だった。…何故ここまで格差があるのか…。

アムは雰囲気からして最高。
といった具合の難点。ただし後半になりレベルや仲間が充実してくると様々な要素に足を踏み入れることができるようになるため、本当に辛いのは序盤のみ。
後半になるにつれて段々面白くなってくる。
正にやりこみゲーマーのためにあるようなゲームだと思う。(ただの作業ゲーにもなるけど)
そんなわけで今回個人的に使えたキャラを順位づけすると…。
5位 志津香
安定の魔法力。光属性を中心に覚えさせたけど普通に火力が凄い。
4位 鈴女
暗殺要員。幽霊になると防御力半端ない。やや火力不足だが。
3位 クルック―
ヒーラーのスペシャリスト。罠回避も地味に嬉しい。
2位 クレイン
戦闘では手裏剣のスタン要因だが、隠密に確定逃げる成功に罠回避、宝箱開けと探索要因としてはこれ以上にない適任者。すごくお世話になりました。
1位 ランス
我らが鬼畜主人公。アタッカーとして最高クラス。カオス装備すると異次元の攻撃力。
てな感じ。
ちなみに一番苦戦した敵は1戦目パステル戦。
総合75点
正直作業ゲーという感じがしてプレイしてて辛い所もあった。
周回要素のワールド2や3があったりするので、何百時間もやれる人ならオススメできる。

あーー本当良いよこの家族。
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- 2020/03/22(日) 00:01:59|
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