以下感想
ネタバレあり注意

Soireeの新作。
いわゆるスミレ系列(?)の別メーカーで今までとはだいぶ違った感じ。
結構ダークな雰囲気…といより実際めっちゃ暗い話なんだけども…。
シナリオ☆2つ
とにかく凄惨で救いようのない展開。
凌辱され続けてBADでは無残に殺され、真実は色々あった結果歪んでしまい最期を迎えるなどあまりにも救いようのない喜劇。
最後に全てのネタバレを演者が観客(プレイヤー)に教えるのは劇中劇であるからこそできる演出だろう。

プロローグ初っ端からこれ(鉄の処女)だよ…。
ただ凌辱色が強すぎた余り、BADエンドはどういう意味合いを持っていたのか分からずじまいな上、マリーは結局最後どうなったのかも分からない。
王女の影という設定も後だし過ぎて雑な感じに思えた。

1人だけ顔歪みまくりなんだよなあ…。
キャラ☆1つ
登場人物大半が屑というとんでもない演者たち。
王女は分かりやすい屑で、ガルニエは私欲塗れで分かりやすい。ジャンは女にいい顔するだけで実際少し何かあると取り乱すチキン屑。
城内モブ兵士も敵味方関係ないド屑で観ていて良い気分ではなかった。
まあ王女は本当に最悪でこういう目に遭うのも当然というべきか。

王女がガチ屑すぎた。
ただ色々王女によって歪まされたサルテはまだ弁解の余地もあるし、マリーに関しては裏切るかと思ったら最後まで味方で、BADだろうと何だろうと唯一サルテの身を案じて続けてくれた良心。

こいつに関しては悪い奴と見せかけて、実は共闘してると見せかけて、悪い奴だった。
音楽☆2つ
かなり重い歌詞の曲調
ED「idiot」は中々重い感じで良かったし、OPの「Nothing」も不穏な歌詞でサビの盛り上がり方も好み。
Rシーン☆2.5つ
ひたすらモブとの凌辱。
レイプや拷問等若干グロい所もあったりするなどこういったことが苦手なのはオススメ出来ない感じ。
しかし原画自体のレベルは高く、肌色要素も多いためシーン自体の実用性は高い。
マリーのシーンは用途として普通に使える。(特にお風呂)
総合75点
出来としては中々なのだが色々惜しい作品。
凌辱色を少し薄めてもう少し深くシナリオを掘り下げればよかったかもしれない。
最もあれ以上になると屑エピソードだらけになるのだが…。

クルーンに関しては未だ謎も多い(結局どうして登場したのか、なんであのような劇をしようとしたのか…)
基本胸糞悪い展開にしかならないのでハッピーエンドを求める人は絶対にやらない方が良い。
スポンサーサイト
- 2020/02/02(日) 00:06:08|
- エロゲ感想2020年
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0