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穹が凪ぐ音の夢

エロゲの感想や自分の一日を日記みたいに一生懸命、書いてます。

エロゲ感想 MUSICUS!

以下感想
ネタバレあり注意









MUSICUS!.png
OVERDRIVEの最新作。そして最終作。
クラウドファンディング企画から生まれた今作はオバイブらしいバンドを中心としたゲーム。
尚、元々は一般ゲーですが、「不思議なTシャツ」を使用したためR18となりました。なんだろーなー不思議だなー。
CF MUSICUS!
スタッフロールに名前載せていただきました。感謝。



今回は攻略した順で並べています。



めぐる
廻 MUSICUS!

のんびりマイペース。それでいてライブ大好き。
音楽をしていれば他はどうでもよく、後先を考えない所が作中で何度も言っていた「アリとキリギリス」のキリギリスような性格。元アイドルでバンドメンバーの前でも恥ずかしげもなく踊れる強心臓。そしてスタイルも抜群。
そんな彼女だが、子供の頃は無理矢理アイドルをさせられるなど母親の言いなりになっており、普通の学校生活すら送れなくなる過去を持つ。
そして再婚を機にめぐるに一切興味を持たなくなり、完全な孤独となっためぐるを救ったのが同じく「キリギリス」のような男でありめぐるの師匠・朝川周。そんな彼の死生観がめぐる√のテーマでもある。

死が間近に迫っているとき、何を求めるのか。朝川周は音楽で成功した人間だがそれ以外はからっきし。言ってしまえば音楽に憑りつかれた男ともいえる。
途中、彼の病気が進行すると絶縁した家族に会いたい、音楽なんか金儲けのために使えばいい等と自らの人生を全否定するような言葉をするも、「Dr.Flower」のライブを見た後の最期の言葉は「もう一度ライブがしたい」だった。やはり根っこから音楽人だったのだろう。
結局愛や金よりも最期は自分の人生を支えたほどの大切なものを求めるのだろうなあと感じた。
香坂2 MUSICUS!

絶望から救った朝川周は本当に良い師匠。

そしてめぐると朝川周の関係は弟子と師匠というよりももう一つの親子のような愛情も感じた。


弥子
尾崎 MUSICUS!
…青春だな…青春してるな…。これだけでは感想にあまりならないのでちゃんと書こう。
自分は表に出ず、あくまで他人のサポートをして皆の事を第一に考えるヒロイン・弥子。照れ屋で一途でいじられ役とマスコットのような扱いもされてそこがまた可愛い。
ただあまり目立とうとしないだけで文化祭ライブ前日で急にボーカルとして出ることとなったときも、歌もMCも完璧にこなせるある意味凄い才能の持ち主だったり。
尾崎3 MUSICUS!
こんなMCをできるのは凄い。

そしてシナリオはかなり真っ直ぐな王道。
定時制クラス一同が文化祭ライブで歌い、普通科に存在を示すという分かりやすい展開。
最初こそクラス内ではライブに対する意識の違い等もあり、上手くいっていなかったが、馨の課した試練後から徐々に結束していき、そして馨自身も一度辞めたバンド活動…音楽に対しての本当の気持ちを探していく。
と内容自体は重い感じもするが実際はかなり明るい感じで、文化祭までの半年間はクラス皆であーでもないこーでもないとワイワイ過ごしたり、文化祭前日も学校に泊まったり等、出来なかった学校生活のイベントをエンジョイしていてとても楽しそうに思えた。

余談だが、「最後の曲がロックな校歌」「夜にギターとボーカル二人で歌う」といった所がOVERDRIVEの過去作と似ているように思えた。
尾崎2 MUSICUS!

こんなん言われたら誰でも落ちるわ。

三日月
三日月3 MUSICUS!
見た目はヒロインTOPクラスの美人。口を開けるととんでもないネガネガメンタル。精神的に不安定すぎて言ってることがハチャメチャ。そしてかなりの泣き虫。そして馨の事が大好き。
ただ音楽に対してはひたむきで、大勢よりも少ない人数に心からの歌を歌うボーカル。
そして三日月√ではそれが非常に濃くでていた。
三日月 MUSICUS!
この表情は結構好き。

バンドは大成功し、紅白まで出るようになるほど有名になったが、元々心の傷ついた人に歌を送りたい三日月は精神的に参り、馨が支え一時はなんとかなったが通り魔に酸を顔にかけられ、右目失明・PTSDを発症し歌えなくなる等歌手生命が危うくなる。しかし、馨を始め、様々な人たちの助け…特にスタジェネが最後の後押しをし、病気を克服。最後に武道館ライブをして終わり…というのが大まかな流れ。
花井兄妹と馨の3人の音楽の物語が最も色濃く出ている√だろう。途中のバンドが売れても心が軋んで涙を流した三日月はとても弱々しく感じ、心が凄く傷んだ。
たとえどんなに嫌になっても、絶望しても大好きな音楽に目をそらしてはいけなかった。手放してはいけなかった。最後の花井さんの言葉にはそう感じた。そしてそれが全ての答えなのだろう。
「音楽はクソ。だからなんだ。そんなの関係ない。」
花井3 MUSICUS!
ロックンロール…!

バンド休止中の三日月は色々可愛かった。あのまま馨との結婚生活も見て見たかった感じもする。
後、スタジェネ復活ライブは鳥肌立った。

この√は「Dr.Flower」が最も成功した√と言えるだろう。



馨(BAD√)

今作で最も先が気になった√。そして一番報われない√。
何もかもうまくいかず、周りはどんどん先に行き幸せに過ごしているのに、馨のみ取り残されてしまっている。
作曲も上手くいかず、同棲していた彼女・澄も最期は自ら作曲した音楽を聞いていたせいで交通事故に遭う等何もかもが悲惨なことに。

鬱のインパクトはかなりの強さ。自ら行動しても何もかもうまくいかず、全てを失った馨の作曲の姿をしながらのEDは一種のホラーのように感じた。

正にどん底といえるラスト。おそらく死ぬまで彼は作曲し続けるのだろうか…それとも…。
事故 MUSICUS!

本当見てられなかった…。


シナリオ☆3つ

まず真っ先に思ったのが、「ああ…久しぶりに文字を読むエロゲだな…」という感想。
立ち絵の表情を多彩にし、さらに動きも加えたりするのが現在の主流だが今作はとにかく文章で表している。この作風はかなり人を選ぶような感じだが個人的に好きなタイプだ。
そして音楽を中心としたゲームだが、その中でも重い展開が多い。BADエンドはまさにその集大成と言える話だった。
好きな√は出来なかった青春をもう一度している弥子√に最高にGOODエンドな三日月√。




キャラ☆2.5つ

ヒロイン勢は三日月が一番好き。あの可愛さからの情緒不安定なポンコツっぷりは魅力が満載。
そして最も評価に困るのが金田。序盤の自己中心で空気の読めない行動は正直こいつマジでいらねえと思っていたが、所々で金田がいないと駄目だった所や、何よりBAD√での馨を励ます金田の姿が本当に良かった。
金田4 MUSICUS!

ここの金田はかなり良かった。(経緯は最悪だけども)

主人公の馨は、作中の苦労人感が凄まじい。クール心がないと言うけど三日月√での献身的な態度は好きだったり、途中でバンド抜けろと言った時の馨は嫌いだったり。
主人公 MUSICUS!

めっちゃイケメン。

三日月&季沙
サブキャラはもったいなかったかな。特に季沙

作画のすめらぎ琥珀も素晴らしい。一つ一つのCGがTOPレベル。
すめらぎ琥珀 MUSICUS!
本当良い原画…。


音楽☆3つ

バンドをメインにしてるだけはあり素晴らしい曲のオンパレード。バンドらしい楽器音も前面に出ていてああ、これが、これこそがロックなんだなって感じる。
Dr.Flowerなら「はじまりのウタ」やEDの「Magic Hour」が良かった。
三日月EDのムービーは本当に良かった。ムービーのラストの歌詞「愛するキミへ」と同時に出てきた言葉で泣いた。ああ…本当にこれで終わりなんだな…って。
13 MUSICUS!
EDでこれが出てきた瞬間、涙止まらなかった。

作中で最も好きな歌は花鳥風月の「ぐらぐら」あのパワーのある歌い方は本当に魅力的。一気に好きになった。


Rシーン☆0.5つ

シーン自体は三日月以外は1シーンのみで三日月のみ2シーン。
差分は多めだがシーン自体は短いし、シーンの最中でも地の分が多いため用途としては使えない。



総合90点

OVERDRIVEの最終作はオバイブらしさをいかんなく発揮したと思える。
当然、地の分が多すぎてわかりづらい所等悪い所もある。
だけどどうやって生きていくのか後悔せず生きていくのか。また音楽とはなんなのかというメッセージも深く受け取れた。

ただそれでもこれだけのゲームを作ってくれたことに心から感謝を送りたい。

本当にありがとうございました。
本当にありがとう MUSICUS!





















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  1. 2019/12/25(水) 22:15:48|
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