エロゲ感想 戦国ランス

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以下感想
ネタバレあり注意!
(個人的理論もあったりします)


























戦国ランス
アリスソフトより2006年に発売されたエロゲ。
いわゆるランスシリーズであり、ナンバリングは7。
ここのメーカーは大帝国しかプレイしておらず、ランスシリーズは初めて。
そもそもゲーム性のあるエロゲ自体久々。
とまあそんな感じでプレイしてみたのですが…

ヤバい…面白い…!



まあ、とりあえず最初は各√から。


正史√
香 戦国ランス

ヒロインは(多分)香ちゃん。表情も豊かで幼さもありとても可愛い。
それだけに√確定した瞬間のあの仕打ちはマジで殺意を覚える。あのガキ共…!まだランスが殺したから良いが…。
その後の香ちゃんの成長は目を見張るものがあった。
香2 戦国ランス
一度ザビエルに信長との思い出を穢された涙したが、その後は最後まで戦い続けた。

最後のランスの終わったら泣かせてやると言った時の香ちゃんの「いえ泣きません、笑うのです。」はまさに兄の死を乗り越え立派に成長した証と言える。
最終決戦のあの号令は本当熱かった。
香3 戦国ランス







謙信√
上杉謙信 戦国ランス

ヒロインは謙信。可愛いという点ではおそらくNO1
最強の軍神だが、実は天然で腹ペコキャラ。その素直さはあのランスに真正面から告白できるほど。
謙信2 戦国ランス
すっげえいじらしい。

照れ顔の可愛さもあるけど、ぶっちぎりで強いためザビエルに対する安心感が半端ない。
信長を取り戻した際の威光もかなりチートだし。
謙信√ 戦国ランス
ここ普通に笑った。








五十六√
五十六√4 戦国ランス

ヒロインは五十六。お家のために身を挺して頑張る努力家。
あまり積極的になれず、男なら間違いなくヘタレと言われている部類。
ただ√での扱いははっきり言ってかなり悪い。特に傾国はマジで許さない。
その一方で最終戦の攻め込んできたザビエルの展開はかなり面白い。特に五十六が倒れた後の全員ブチ切れ戦闘はこちらも一気にヒートアップしたほど。
五十六√2 戦国ランス
ランスも仲間も全員ブチ切れ。

香も助けることができなかった点など、全体的に暗めな印象。






蘭√
蘭 戦国ランス

ヒロインは蘭。正史だと多分死んでる。
蘭がランスの元にいくか、早雲のところに帰るかというある意味でオーソドックス。…まあNTRゲームのオーソドックスみたいな感じなんだけど。
全体的に短く、それといって凄い面白いという印象はなかった。蘭自体はツンケンしてて魅力的だったけど。
というかランスの元に行くシーンがまんまNTRゲームの展開…。


以上√感想。一番好きなのは五十六√、次いで正史√って感じかな。
ジャンルがジャンルなだけにシナリオはどうなのかな?と思っていたが、普通に面白い。下手なエロゲよりも断然良く出来ていた。



キャラクター

武将編
個性がとにかくあふれまくり。名前まで遊んでたりするし。
ただ全員紹介はほぼ無理なので個人的にかなり使えた武将達(戦闘で活躍したりするなど)をベスト5方式でやってみた。


5位 織田家足軽 柴田勝家と前田利家(慶次)。

初期から防・知がそれなりで、まだゲームを始めたばかりで何もわからない状態の俺に足軽の重要性を学ばせてくれた優秀なロリコン。
個人戦もまあまあで、足軽に困ったらとりあえず柴田という感じで最初から最後までお世話になった。

利家はそのままだと雑魚だが、力・防の書1を最優先に与えた慶次はぶっ飛んだ性能。
合戦で一人で防衛できたりするなど非常に強力な足軽になる。なお個人戦は微妙な模様。


4位 徳川たぬき一行 (主に徳川家康、本多忠勝、榊原康政など子狸)

子狸はとにかく可愛い。家康に慕う狸の可愛さは序盤からかなり癒されてた。
ただ性能自体はそこまで優秀じゃなかったり…。(暗殺や自動回復はいるけど)
一方で忠勝、家康は中々な強さ。忠勝はアタッカーとして中々だし、家康も個人戦上位クラスだったり。
五十六√での静かにキレる忠勝は特に好きだった。

戦闘もそこそこで可愛い徳川狸軍団。天麩羅何度食いたくなったか…。
家康たぬき 戦国ランス
本当この狸共は…愛でたくなる…。


3位 ゼス援軍 (主にウルザ)

軍師の強さを自覚させてくれた有能。
全体行動破壊の精密射撃がどれだけ助けてくれたか…。
個人戦も最強クラスで内政も優秀。どこをとっても強い。

リズナはあまり攻撃力がない感じ。ただ魔法を使う魔軍戦ではダメージ0なため大活躍。安心して後衛に設置できる。
マジックはランスの愛要因。


2位 上杉家 (上杉謙信、直江愛)

個人戦最強クラスの武士、謙信。軍神の威光はとにかく超強力。
戦闘関連なら間違いなく外せない存在。
愛もそこそこの戦闘力に優秀な内政に財テク持ちのサポーターとしてはTOPクラス。
何より上杉攻略すれば手に入るっていうのはでかい。


1位 武田軍 (風林火山一同)

全てにおいて完璧な方々。何よりあの渋さのあるかっこよさは最高。仲間になった後の和やかな感じもまた最高。
全員超優秀であり、
・ステ高めで暗殺持ちなど戦闘力も十分、内政も多少こなせる風林火山の風、高坂義風
・戦果ダウン持ち軍師。戦闘もこなせて内政も満点な風林火山の林、真田透琳
・遠距離出来る近接「騎馬」の1人。個人戦でも騎馬で大活躍できる風林火山の火、馬場彰炎
・チートクラスの騎馬。躊躇なく帝ソードなどを装備できるスペックを誇る合戦最強の風林火山の山、山県昌景
そしてこれら全員開幕風林火山バフ(全ステ50%UP)持ちというとんでもない性能。
あまりの強さに、クリアボーナス獲得後の6週目以降は必ず、武田軍いれたほど。

カッコよさと強さを兼ねそろえた最強の軍団。(エロゲなのに、男キャラを熱く語る俺って…)
貫禄の武田軍 戦国ランス
始めて揃った時は思わず「おぉ…!」と感動してしまった。

非戦闘編

非戦闘キャラ自体あまりいないがやはり3Gがいいキャラしてた。
特に3G→2G→1Gになるところは大爆笑。
そして五十六√での最後の涙は本当に辛かった。


ぶっちゃけキャラは魅力的ありまくり。ヒャッハーな毛利家もそうだし、意味わからない魚類の足利家もそうだし。
後は柚美や火鉢は割と好み。
柚美 ギャップ萌え
火鉢 戦国ランス
可愛い物に目がない柚美に徐々に人間らしくなる火鉢

ただ健太郎&美樹は嫌い。島津家も女性武将とられたからあまり好きになれない。(正史でのラストがきついから嫌いというまでには至らないが。)




音楽

BGMしかないがレベルはTOPクラス。
OPの「Sengoku Rance」からもう最高。正史√で流れたときはかなりテンション上がった。

戦闘BGMも素晴らしい物ばかりで魔軍戦の「Ontlogy」
オロチのぶっ飛んだ強さが痛感できるBGM「The terribler」
そしてラスボス戦の「Rebirth the edge」五十六√と正史√のラストの所が一番燃えた。

戦闘以外も良曲は多い。√確定後に流れる後半一気に盛り上がるマップBGM「Sengoku World(v2)」
明らかにやべえ奴らが来る「Dignity」
要所要所で泣かせて来ようとする「A calmly wind」など最高の楽曲ばかり。

ゲームソングだけでも間違いなく最高峰でゲームをさらに盛り上げてくれる。



ゲーム性

最初は説明もなくいきなり戦闘やらが始まるから多少戸惑うが、慣れてくると編成や攻撃などの行動が自ずと理解できるようになる。
さらにはキャラ性能も個性があり、理解してくると編成を考えるだけで凄く楽しい。
そしてその頃には難所も多く登場する。特に
・風林火山が一気に責めてくる「武田4連撃」
・正史のみ魔軍に占領された島津家が攻めてくる「島津5連撃」
など普通にシナリオを進めてるだけでも発生し、さらには裏ボスで最強の「オロチ」などやりごたえのあるボスも目白押し。
ただ部隊を多くすればいいわけでなく、色々考えて戦う…まさに戦略シミュレーションゲームといえる。
戦国ランス オロチ撃破
オロチ戦後 戦国ランス
オロチ戦は本当大変だった…。


陣取りという部分では、後半は特定の戦闘のみになってしまうが、それ以外は比較的自由に行動できる。
特に猿殺し√はどこを攻めてもOKと自由度は非常に高い。

最初から最後まで油断できず、戦力を駆使して戦う…これこそ時間泥棒と言われる所以だろう。



Rシーン

その一方でエロはそこまででもない。
というよりどちらかというと笑わせてくるシーンも多め。
淫語が中々特徴的な言い回しなのも〇。そのせいか実用性には至らない。

しかし結構悲惨なシーンも多い。凌辱嫌いな人はあまりオススメしづらいかも。



総評97点
シナリオ☆2.5 キャラ☆3 音楽☆3 Rシーン☆1

2006年エロゲ最高傑作と言われるだけあり完成度はぶっちぎり。神ゲーというのも頷ける。
正直フルコンプするまでハマるとは思わなかった。本当に時間を忘れさせた傑作。
これなら他のランスシリーズも十分プレイできる気がした。
本当に面白いエロゲでした。
戦国ランス2 11週目
達成感半端ない。












おまけセーブ数
戦国ランス セーブデータ数
とてもエロゲで出来るセーブ回数じゃねえなこれ…。








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