以下感想
ネタバレあり注意

あざらしそふとの新作。
ロープラ枠。
攻略ヒロインがメイド1枠という中々特徴的。
原画yaman…メイド…。
アイギス厨の俺としてはセーラさんを思い出す…。
シナリオ☆1.5つ

行き倒れていた女性・イヴを助け、メイドとして同居するというのが今作の特徴。
メイドらしく家事をこなしつつ、膝枕など仕事に疲れたご主人様(佑馬)癒しを与えて生活していく…のだが、後半若干コンセプトが異なっている。
というのも最初はメイドらしかったのだが、恋人として付き合い始めてからは段々「世話好き年上お姉さん」という要素が強くなっていた。
特に一緒にチョコを作るところなんかは、同居している仲良しカップルで、とても「メイド」という感じには見えない。
ただまあ最初はメイド、後半お姉さんとして佑馬に癒しを与えていることには成功している。
主人公が会社員で多忙という設定なのにも関わらず、ストーリーはほぼ家の中で展開する。
不要キャラもほぼ入れない分、シリアス要素もなく安心してプレイできる。(イヴを作った博士は出るが、いいひとなため問題はない。)
キャラ☆2つ

ヒロインのメイドであるイヴは人工生命体というぶっ飛んだ設定。
記憶が曖昧で感情に乏しい、そしてラーメンや服の着方も知らない。そんなイヴの成長も今作の特徴の一つ。
最初はただただメイドとして家事を行い、感情の起伏も少なかったが、徐々に明るくなってきて笑うようにもなってくる。
また佑馬に対しても最初はメイドらしく振る舞い、物事に遠慮しまくりだったが、自分で意見を出すようになったり、嫉妬もするようになる。
元々佑馬自体は人間性は完成しているため、大きな変化がない分、イヴの成長に目が行きやすい。
そして声優、海原エレナさんの演技も見事。
最初の感情を抑えた声から佑馬以外に声をかけられたときの嫌悪感、飛び上がるほどうれしい時の声の抑揚など見事に演じられている。
流石のベテラン声優。

たまにある戸惑いの表情は特に好き。
音楽☆2つ
主題歌がCooRieという俺得仕様。
まさにCooRieらしい静かだが、希望に満ちた歌詞、EDにぴったりな曲。
最初のイントロがなんとなく卒業式に流れるような…?
BGMも素朴で良い感じ。
Rシーン☆2つ
まずメイドらしいシチュが少ない。
というかメイド服のシーンが1シーンくらい。
そのうえ本番のシーンは若干少ない感じがした。
シチュ的にはメイド要素を除けば問題ないのだが。
総合72点
メイドにこだわらなければロープラらしい出来。
無駄なシリアスもなく、ただただ安心する世界観を味わいたいならオススメ。
ただメイド物と強く意識してプレイしてしまうと、若干差異を感じるため注意するべし。
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- 2019/04/24(水) 19:07:32|
- エロゲ感想2019年
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