以下感想
ネタバレあり注意

Qruppoの新作。前作「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?」の続編。
1が凄まじいほどの濃いギャグのラッシュで非常に面白かったため、今作も十分に期待できる。
今回はどんなパワーワードが生み出されるのか…。
ちなみに今年のエロゲで一番の期待作です。
SENZURI POINT:PACCOMAN

前作から変わらず凄まじい量の変態パワーワードのオンパレード。
ライターはいい意味で狂ってます。
NLNSからSSが中心になっているため、今まで敵対していたキャラの色々な部分が見え隠れするように。
特に桐香は1の時より悪化してないか…?
物語前半こそただ元の世界に戻ることしか考えてなかった4人だったが、今作の元凶が出てからは前作同様島のために戦うこととなり、燃えゲー感が増した。
今回の実質的ボスである水引ちゃんは「マイノリティーの被害者」だが「仲間に頼ることなく一人で戦う」と淳之介とは似て非なる者。そして戦闘力自体は前作の敵達を軽く上回る強さ。正直勝てるの?と思ったほどだ。
ただやはりここはぬきたし世界。かつては敵に回っていた大人達、新しく出来た仲間、かつて共に戦った仲間達、そしてこの世界では一度は拒絶された麻沙音と一致団結して立ち向かう展開は凄く燃えるものがあった。
絶望的な状況で手嶋が来た時、そして前作のOPを再現させるNLNSのあのやり取りなど名シーンが多く、最高だった。

ぬきたしOPのシーンをここで出してくるとは
淳之介と水引ちゃんはまさに鏡のような存在。お互いに全力で戦い、自らの意志を全力で訴えかける水引ちゃんには凄く胸にくるものがあった。
ジェンダーを復讐の定義にさせたのも、セックスが平常運転である青藍島ならではという所。
とまあここまで真面目に描いたが、結局は最初に書いた通り、それ以外はとんでもないエロパロのオンパレード。
日常でも戦闘でも最後の世界への戻る際でもエロやらパロなどがハチャメチャが押し寄せてくる。
…オナホで並行世界移動して、戻るときはオナホと同じ形状した水引のアナルで元の世界に戻るとか一体どういう頭をしたらこういうテキスト書けるのだろう…。
シリアスな場面も馬鹿みたいに笑いを取りに行くのはなんともこのゲームらしい。
…てか不意打ちでエロネタ挟んで笑わせてくるのやめろや。油断も隙もありゃしない。
相変わらずの燃えと馬鹿が交差するエロゲ。非常に良いシナリオでした。
礼

今作の並行世界移動を最も嘆いていた人物。そして本気で幸せになってほしいヒロイン。
礼の過去がかなり悲惨で回想シーンは流石に辛かった。犯した罪なんかこんなの全て礼が悪いわけじゃないだろう…。
そういった不幸の積み重ねから過去の罪に囚われていた彼女だったが、そこは我らがロリママひなみ。絶妙なアシストをしてくれました。やっぱり全て包み込むことの出来るひなみこそが礼にとっての救いだったんだな。

まさに最高の親友
付き合ってからは(いやそれ以前からちょこちょこ)頭のネジが外れたのかやたら暴走するハメに。
酔ったら時の甘えっぷりといい馬鹿っぷりといい…。
他√だとただのロリコン。一番まともな人か思いきや色々やらかしまくりで大暴れ。


ぶっ壊れ演技は今作の中でもTOPクラス
そして一番「恋愛」に憧れていた少女。笑顔で手を繋ぐ所なんて…もう本当に…幸せになって。
郁子

色々きわどい露出のあかんヒロイン…と見せかけて実はかなりの常識人。
BIG3の中でも最もまともな感性持ちで冷静に物事を判断できる。また相談してもまともな提案をだしたり、桐香のお世話もしたりとサポートできる等極めて優秀。
そして重い過去を持っているがそれを思わせない明るい性格。ただ家族の話題に関しては弱いところを見せる辺りそこは年相応を言えるだろう。
ちなみにエロに関してはヒロイン1積極的ではある。…美岬といい勝負?

時折出る方言は可愛い。
だが郁子√は完全に美岬√クラスの意味不方向。とにかくバカップルっぷりが凄まじい。
射精管理したせいで淫力(引力)が淫石(隕石)を引きつけ、それを管理されてした射精でぶっ壊すという常人では理解できないレベルのぶっ飛び具合。
キャラ達は真面目なんだがいかんせんやってる内容がぶっ飛びすぎててもう…わけわかんね。

大真面目
後半の超展開もすごいが、付き合った後のイチャイチャなど郁子の印象が良い意味で変わるきっかけとなった√でした。
桐香

前作では謎の天才生徒会長…という点が強かったが、蓋を開ければ仕事以外は何もできない今作屈指の超絶駄目ヒロイン。
服の着替え、歯磨き、食事などの日常生活もまともに送れず、あまつさえ階段を登れないという常軌を逸したその姿は美岬とは別ベクトルのヤバさ。
「とーかちゃん(5)」「ゲロイン」「KY」など今作だけで多くの残念称号を獲得した。幼稚園児以下レベルである。
もはや彼女というよりもはや重介護者。淳之介ですら所々で人間扱いしてなかったり。
全てにおいて滅茶苦茶なのだが、根が純粋(というより子供)のせいか所々で一生懸命頑張る姿が見えて可愛らしい。
…まあ子供が一生懸命やって可愛らしいという意味なのだが…表情もコロコロ変わるし。

キラキラ目は凄い可愛い。
努力はしたものの結局最後まで階段に登ることができなかったり、やはりいろんな意味でヤバいヒロイン。
前半から後半までほぼぶれず、桐香の印象が悪い意味で変わるきっかけとなった√。
あとエロシーンはただのギャグで面白い。

娘さんくれません?
奈々瀬

見た目ギャルだが、淳之介の幼馴染にして最大の理解者。
橘兄妹のためにたとえ敵対しても救おうとするその姿は聖母か何かか。
相変わらずの「なのだわ」口調が可愛い。

橘兄妹に対しての愛情はすさまじい。
アフターでは淳之介のために凄く尽くす。
というか淳之介が筋肉狂いになってておかしいのにそれを何も心配しない奈々瀬マジ女神。
その愛し愛されっぷりはまさに「ダメ男製造機」
ちなみに他√だとただのオカン。
ヒナミ

幼女ママ。
淳之介(とあさちゃん)を包み込む器の大きさは果てしなく、バブみが強い。
世界線が変わっても可愛さの癒しを与えてくれる。流石ヒナミママ。
唯一の日焼け立ち絵があり、そこはかとなくエロい。
淳之介、ヒナミ、礼のトリオは色々ハチャメチャだけど、なんだかんだバランスがとれていて好き。
あと相変わらずパイプ椅子がヤバい。BIG3が二人がかりで止めないといけないレベルのチート武器。

ウエディングドレスの姿はかなり可愛い。
美岬

変態。どこが空気女?ばっかじゃねえのこいつ。
前作から続いて今作でもキチガイ担当。頭おかしい行動、言動、発想、その全てがぶっ飛んだ奴。
さらに今作では無駄に超ポジティブになってしまったせいか、そんな悪口も受け流す黄金の精神を持ってしまい、実質的にメンタル最強になってしまった。



最早変態を通り越した何か
どの√でもキチガイギャグをかましていくせいでかなり印象深い…。
√も滅茶苦茶で全員美岬のエロゲを作るとかいう常人では理解できない√。
というよりどの√でも引っ掻き回し、強烈な個性で印象を残してしまう。もはや狂気の産物。
アサちゃんの毒舌、美岬行動等すべてに大爆笑。
…声優は本当凄い。ここまで声を演じ分けてるのが本当に凄い。というかなんでそんな上手いの…?

本当だよ。
文乃

ドスケベジャンヌダルク。むべむべ。
猫みたいなゴロゴロした性格は変わらず可愛い。
そしていかなる時も淳之介を助けてくれる姿はまさに理想的従者。B世界線で淳之介の真意に気づき、唯一自力で仲間に戻ってくれたシーンは流石の文乃だなと。

文乃の安定感は異常
√では前作あまりイチャイチャできなかったところを埋めるためかやたら可愛い場面が多い。
捨て猫と一緒に遊んだり、デートしたり…。不器用な笑顔は堪らない。
淳之介が写真撮りまくるのもわかる気がする。
今作でようやくお互いに素の心を出せた淳之介と文乃。デートでテンパってた時はとても面白く、そして初々しく感じた。
そして最後の「黄金乃秋」は反則。
そこから入る最後のEDからのタイトルの演出は思わず涙が出た。

親に対してのぷいっがかなり可愛い。
麻沙音

今作の裏ヒロイン。お互いにどれだけ依存していたのか、どれだけ大切にしていたのかが痛いほど分かる。
最後まで淳之介が麻沙音に手を出さなかったのは、本当に麻沙音を想っていたからだろう。
本編ではかなりシリアスな感じだったのに、ミニ√や他ルートに入るといつもの超高速毒舌炸裂。
相変わらず言い回しも絶妙すぎて何度も腹がよじれた。
ミニシナリオもこれ、ミニか…?と思わんばかりの濃い内容。
頭ぶっ飛んだ兄妹のバカ騒ぎが大半だが、麻沙音の初恋の結末を描き、文乃を妹として認める程度に大人として少しだけ成長した姿を見せた。
どちらかというと淳之介のネジもふっとんでるんだが…。

ラストはかなり綺麗にまとまってる
シナリオ☆3つ
頭おかしいテキスト、そしてエロパロを大量にぶっ放していく勢いは凄まじい。
特に本来つまらなくなりやすい日常にも、意味わからない単語のラッシュで爆笑させてもらった。
淳之介の立場やスタンス、目的が1と異なるという点も、新鮮で面白い要因だろう。

一番好きなパワポケネタ
最後に仲間達全員で戦う文字通りの総力戦はまさに熱かった。
そして一番評価したいのは最後は登場人物ほぼ全員笑顔になって大団円を迎えている所。
あんなに敵対していたキャラもいるのに、ここまで綺麗に終わらせられたライターの手腕は相当なだろう。
欠点としてはラストバトルが少々長すぎかなと。もうちょい短縮できたんじゃなかろうか。
そしてシステム面。選択肢が1つしかないなら既読を飛ばす機能を搭載してほしかった。
キャラ☆3つ
かつては敵、今作では運命共同体となったSSの3人組も全員もれなく頭おかしい。
特にヤバかったのは桐香。次いで残念な礼。郁子はまさかの真面目枠だったのが驚き。
前作では敵サイドのキャラもユーモアがあった。
新キャラも面白い。スス子は可愛い。
そして最後までドクズだった凛は嫌い。
淳之介は各ヒロイン√で病的に狂ってるのが面白い。
というか性豪っぷりがヤバい。
音楽☆3つ
OPの「BWLAUTE BEIRRD」は今年出たエロゲに中でも最高に盛り上がる曲。
曲調もかっこいい上に歌詞もまさに淳之介vs水引ちゃんという感じ。今作と最高にあっててGOOD
「僕らは同じように生まれ 僕らは同じ世界で生きる 泣いて笑って そう、生きていたいだけ」
グランドEDの「非実在系のわたし達」は1のOPのアレンジながら、これでぬきたしは本当に終わりなんだという歌詞は反則。
「黄金乃秋」のEDの最初の歌詞が「物語も終わりだね 君の役に立てたかな? 楽しい時間だったらいいんだけれど」という歌詞は本当に最後という感じがして感慨深い。
前作OPを今作の最後のEDに持ってくるあたり、にくい演出。
BGMも変わらず戦闘曲らしい盛り上がりで非常に良い出来だった。
Rシーン☆1.5つ
今作最大の欠点。
そもそもエロで爆笑をとってるんだからエロで抜けるわけがない。
実用性皆無な上、エロシーンは(本編と比べると)まともな分微妙だった。
美岬の露出落書きや桐香のシーンは面白かった。
総合95点
僅かな欠点はあるもののそれを吹き飛ばす圧倒的なパワー。
製作陣の魂がこれでもかと込められていたエロゲ界の革命児は今作も素晴らしい出来だった。
2019年NO1エロゲ。最高に面白かった。
- 2019/07/31(水) 20:02:56|
- エロゲ感想2019年
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
以下感想
ネタバレあり注意!
(個人的理論もあったりします)

アリスソフトより2006年に発売されたエロゲ。
いわゆるランスシリーズであり、ナンバリングは7。
ここのメーカーは大帝国しかプレイしておらず、ランスシリーズは初めて。
そもそもゲーム性のあるエロゲ自体久々。
とまあそんな感じでプレイしてみたのですが…
ヤバい…面白い…!
まあ、とりあえず最初は各√から。
正史√

ヒロインは(多分)香ちゃん。表情も豊かで幼さもありとても可愛い。
それだけに√確定した瞬間のあの仕打ちはマジで殺意を覚える。あのガキ共…!まだランスが殺したから良いが…。
その後の香ちゃんの成長は目を見張るものがあった。

一度ザビエルに信長との思い出を穢された涙したが、その後は最後まで戦い続けた。
最後のランスの終わったら泣かせてやると言った時の香ちゃんの「いえ泣きません、笑うのです。」はまさに兄の死を乗り越え立派に成長した証と言える。
最終決戦のあの号令は本当熱かった。

謙信√

ヒロインは謙信。可愛いという点ではおそらくNO1
最強の軍神だが、実は天然で腹ペコキャラ。その素直さはあのランスに真正面から告白できるほど。

すっげえいじらしい。
照れ顔の可愛さもあるけど、ぶっちぎりで強いためザビエルに対する安心感が半端ない。
信長を取り戻した際の威光もかなりチートだし。

ここ普通に笑った。
五十六√

ヒロインは五十六。お家のために身を挺して頑張る努力家。
あまり積極的になれず、男なら間違いなくヘタレと言われている部類。
ただ√での扱いははっきり言ってかなり悪い。特に傾国はマジで許さない。
その一方で最終戦の攻め込んできたザビエルの展開はかなり面白い。特に五十六が倒れた後の全員ブチ切れ戦闘はこちらも一気にヒートアップしたほど。

ランスも仲間も全員ブチ切れ。
香も助けることができなかった点など、全体的に暗めな印象。
蘭√

ヒロインは蘭。正史だと多分死んでる。
蘭がランスの元にいくか、早雲のところに帰るかというある意味でオーソドックス。…まあNTRゲームのオーソドックスみたいな感じなんだけど。
全体的に短く、それといって凄い面白いという印象はなかった。蘭自体はツンケンしてて魅力的だったけど。
というかランスの元に行くシーンがまんまNTRゲームの展開…。
以上√感想。一番好きなのは五十六√、次いで正史√って感じかな。
ジャンルがジャンルなだけにシナリオはどうなのかな?と思っていたが、普通に面白い。下手なエロゲよりも断然良く出来ていた。
キャラクター
武将編
個性がとにかくあふれまくり。名前まで遊んでたりするし。
ただ全員紹介はほぼ無理なので個人的にかなり使えた武将達(戦闘で活躍したりするなど)をベスト5方式でやってみた。
5位 織田家足軽 柴田勝家と前田利家(慶次)。
初期から防・知がそれなりで、まだゲームを始めたばかりで何もわからない状態の俺に足軽の重要性を学ばせてくれた優秀なロリコン。
個人戦もまあまあで、足軽に困ったらとりあえず柴田という感じで最初から最後までお世話になった。
利家はそのままだと雑魚だが、力・防の書1を最優先に与えた慶次はぶっ飛んだ性能。
合戦で一人で防衛できたりするなど非常に強力な足軽になる。なお個人戦は微妙な模様。
4位 徳川たぬき一行 (主に徳川家康、本多忠勝、榊原康政など子狸)
子狸はとにかく可愛い。家康に慕う狸の可愛さは序盤からかなり癒されてた。
ただ性能自体はそこまで優秀じゃなかったり…。(暗殺や自動回復はいるけど)
一方で忠勝、家康は中々な強さ。忠勝はアタッカーとして中々だし、家康も個人戦上位クラスだったり。
五十六√での静かにキレる忠勝は特に好きだった。
戦闘もそこそこで可愛い徳川狸軍団。天麩羅何度食いたくなったか…。

本当この狸共は…愛でたくなる…。
3位 ゼス援軍 (主にウルザ)
軍師の強さを自覚させてくれた有能。
全体行動破壊の精密射撃がどれだけ助けてくれたか…。
個人戦も最強クラスで内政も優秀。どこをとっても強い。
リズナはあまり攻撃力がない感じ。ただ魔法を使う魔軍戦ではダメージ0なため大活躍。安心して後衛に設置できる。
マジックはランスの愛要因。
2位 上杉家 (上杉謙信、直江愛)
個人戦最強クラスの武士、謙信。軍神の威光はとにかく超強力。
戦闘関連なら間違いなく外せない存在。
愛もそこそこの戦闘力に優秀な内政に財テク持ちのサポーターとしてはTOPクラス。
何より上杉攻略すれば手に入るっていうのはでかい。
1位 武田軍 (風林火山一同)
全てにおいて完璧な方々。何よりあの渋さのあるかっこよさは最高。仲間になった後の和やかな感じもまた最高。
全員超優秀であり、
・ステ高めで暗殺持ちなど戦闘力も十分、内政も多少こなせる風林火山の風、高坂義風
・戦果ダウン持ち軍師。戦闘もこなせて内政も満点な風林火山の林、真田透琳
・遠距離出来る近接「騎馬」の1人。個人戦でも騎馬で大活躍できる風林火山の火、馬場彰炎
・チートクラスの騎馬。躊躇なく帝ソードなどを装備できるスペックを誇る合戦最強の風林火山の山、山県昌景
そしてこれら全員開幕風林火山バフ(全ステ50%UP)持ちというとんでもない性能。
あまりの強さに、クリアボーナス獲得後の6週目以降は必ず、武田軍いれたほど。
カッコよさと強さを兼ねそろえた最強の軍団。(エロゲなのに、男キャラを熱く語る俺って…)

始めて揃った時は思わず「おぉ…!」と感動してしまった。
非戦闘編
非戦闘キャラ自体あまりいないがやはり3Gがいいキャラしてた。
特に3G→2G→1Gになるところは大爆笑。
そして五十六√での最後の涙は本当に辛かった。
ぶっちゃけキャラは魅力的ありまくり。ヒャッハーな毛利家もそうだし、意味わからない魚類の足利家もそうだし。
後は柚美や火鉢は割と好み。


可愛い物に目がない柚美に徐々に人間らしくなる火鉢
ただ健太郎&美樹は嫌い。島津家も女性武将とられたからあまり好きになれない。(正史でのラストがきついから嫌いというまでには至らないが。)
音楽
BGMしかないがレベルはTOPクラス。
OPの「Sengoku Rance」からもう最高。正史√で流れたときはかなりテンション上がった。
戦闘BGMも素晴らしい物ばかりで魔軍戦の「Ontlogy」
オロチのぶっ飛んだ強さが痛感できるBGM「The terribler」
そしてラスボス戦の「Rebirth the edge」五十六√と正史√のラストの所が一番燃えた。
戦闘以外も良曲は多い。√確定後に流れる後半一気に盛り上がるマップBGM「Sengoku World(v2)」
明らかにやべえ奴らが来る「Dignity」
要所要所で泣かせて来ようとする「A calmly wind」など最高の楽曲ばかり。
ゲームソングだけでも間違いなく最高峰でゲームをさらに盛り上げてくれる。
ゲーム性
最初は説明もなくいきなり戦闘やらが始まるから多少戸惑うが、慣れてくると編成や攻撃などの行動が自ずと理解できるようになる。
さらにはキャラ性能も個性があり、理解してくると編成を考えるだけで凄く楽しい。
そしてその頃には難所も多く登場する。特に
・風林火山が一気に責めてくる「武田4連撃」
・正史のみ魔軍に占領された島津家が攻めてくる「島津5連撃」
など普通にシナリオを進めてるだけでも発生し、さらには裏ボスで最強の「オロチ」などやりごたえのあるボスも目白押し。
ただ部隊を多くすればいいわけでなく、色々考えて戦う…まさに戦略シミュレーションゲームといえる。


オロチ戦は本当大変だった…。
陣取りという部分では、後半は特定の戦闘のみになってしまうが、それ以外は比較的自由に行動できる。
特に猿殺し√はどこを攻めてもOKと自由度は非常に高い。
最初から最後まで油断できず、戦力を駆使して戦う…これこそ時間泥棒と言われる所以だろう。
Rシーン
その一方でエロはそこまででもない。
というよりどちらかというと笑わせてくるシーンも多め。
淫語が中々特徴的な言い回しなのも〇。そのせいか実用性には至らない。
しかし結構悲惨なシーンも多い。凌辱嫌いな人はあまりオススメしづらいかも。
総評97点
シナリオ☆2.5 キャラ☆3 音楽☆3 Rシーン☆1
2006年エロゲ最高傑作と言われるだけあり完成度はぶっちぎり。神ゲーというのも頷ける。
正直フルコンプするまでハマるとは思わなかった。本当に時間を忘れさせた傑作。
これなら他のランスシリーズも十分プレイできる気がした。
本当に面白いエロゲでした。

達成感半端ない。
おまけセーブ数

とてもエロゲで出来るセーブ回数じゃねえなこれ…。
- 2019/07/22(月) 21:00:08|
- エロゲ感想 中古購入
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0