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穹が凪ぐ音の夢

エロゲの感想や自分の一日を日記みたいに一生懸命、書いてます。

エロゲ感想 響野さん家はエロゲ屋さん!

以下感想
ネタバレあり注意


















響野さん家はエロゲ家さん!
Sonoraより発売された新作。
ここのメーカーは毎回購入済み。
エロゲショップがメインというのも結構珍しい気がする。


紡 響野さん家はエロゲ家さん!
響野3姉妹の次女。割とお堅いヒロイン。
経営手腕はそれなりにあり、やたらとアレコレしたがるゆかりのストッパー役として店を守っている。
ただエロゲ自体は嫌ってはいないものの、エロゲに関しては詳しくないため、ゆかり任せな所も多い。ただ本人はネット見たりなど勉強している模様。

そんな紡だが、個別に入りエロゲの事を知るために初めてエロゲをプレイし始めてから一気に変化。ハッキリ言うとエロ娘。
最初はエロゲのパッケージすら見るのが苦手だったのに、エロゲのエロシーンで自慰をしたり、果てにはエロゲと同じ体勢でHしようとするなど。元々がエロゲが好きで、恥ずかしさの欠片もないゆかりとは別ベクトルで吹っ切れている。蓮に対して誘うシーンも多い。

そのおかげか表情も柔らかくなり、笑顔を見せる場面も多くみられた。そして店舗企画も率先しており成長見られた。
一番「エロゲ屋さん」をやっている√のように思える。

後半に流通のクソ営業の胸糞が僅かにあるもののそれ以外は悪くない。紡とのデートシーンも多いし、とにかくエロさが際立っていたのも良かった。

ただHシーンで髪のボリュームが凄いことになっていたのが気になった。また、ヒロイン中最多の5シーンあるのだがそのうちの2つが自慰、前戯と本番に至っていないのが残念。



ゆかり
ゆかり3 響野さん家はエロゲ家さん!
響野3姉妹の長女。
伸びたボサボサの髪にだらしない服装という外見で、最初見たときは絶対に次女三女におんぶにだっこしてもらってるだろ…と思っていた。実際私生活はかなりだらしない。
ただ仕事…もといエロゲに関しては半端ない情熱と努力をする。エロゲプレイヤーとしてもそうだがエロゲショップの店長としても、実質一人で店を回してるレベル。
元々は普通の店だったのをエロゲショップにしてしまった事を感じているためか、責任感が強く、姉らしく一人で背負うことも多い。
そんな前向きな場面が多い彼女だが、蓮には女性として見てもらえていないと想っているというある意味でマイナスな感情もあったり。

シナリオはとにかくゆかりが奔走する。
エロゲショップの運営から潰れかけているメーカーへのサポートなどありとあらゆることをこなしまくる。
そのせいか恋愛要素がかなり薄く感じる。そしてゆかり以外は殆ど活躍しない。(強いて言うなら葉子くらい)ちなみに潰れかけているメーカーの代表は足引っ張りまくりで殺意を覚えた。

個人的にはエロゲに関しての店やエロゲメーカーの抱えている問題等有益な情報も多かったが、もう少しイチャラブを見せてほしかった。
後、告白がかなり雑。部屋入って告ってHって端折りすぎでは…?



結衣
結衣3 響野さん家はエロゲ家さん!
響野3姉妹の三女。
エロゲー自体は嫌っており、エロゲショップ運営に関しても協力的ではない…けど結局仕事の重要性を知ってからは店員として働くことに。
家事をこなすことはできるが、末っ子特有の子供っぽい所がよく見られる。すぐ表に出す感情や我儘などが多いイメージ。若干ツンデレのような要素もあったりする。

しかし、その正体はバーチャルアイドル。しかも最終的に声優という夢を持っている。結局この子もオタク気質ではある。
ただ個別序盤はかなり悪いイメージ。散々エロゲーを批判していたくせに紡に自分の好きなバーチャルアイドルの事を注意されるだけ(しかも心配故の言葉)で家出するほど激怒する、そもそも店員なのに働かずに動画ばかり見ている等子供以前の問題も浮き彫りになっていた。
ボイスドラマや声優に関してもトントン拍子で上手くいっている辺り違和感しかない。ドラマCDに関しても憧れと独学だけで一線級のプロの声優に褒められたりするってどういうこと。
苦戦していた場面も序盤のバーチャルアイドルのあれこれくらいなもの。後は先ほど書いた通り上手く行き過ぎていて何とも微妙な…。というかエロゲショップ最早全然関係ないな!(まあ演技のヒントになったのはエロゲの特典CDとかだけど…)

後、Hシーンはやたらとおしっこ系が多かったのも気になった。そしてスポブラ、結構レアなじゃないのか。



静乃
静乃 響野さん家はエロゲ家さん!
風紀委員。だがお堅い雰囲気はなく、むしろ親しみやすい。そして連をからかったりするなど一枚上手な場面も多い。
そんな彼女はコスプレイヤー。エロゲキャラも色々できる…らしい。作中ではメイドやゴスロリ(…はコスプレになるのか?)等・後はゲームキャラの「トーカ」のコスプレ等色々な服装が出てきていた。

序盤は静乃が蓮に惚れてアピールしたり、付き合い始めたらグイグイ行くなど結構積極的な静乃が見れた。
またコスプレをすることで色々言われたりもしていたが、それものらりくらりと躱したり、心無い言葉も特に気にしないなど精神面もそれなり。しかしコスプレに対する礼儀は非常に強い。おそらく静乃にとってコスプレはただの趣味というより生きがい・全てなのだろうと思う。

最終的にコンクールでコスプレをして優勝し、実力で評価を一変させた。色々塞ぎかけた所もあったけど本当に強い女性だと思う。
蓮に対して積極的だったが故にとても可愛らしい一面を多くみることができたのも良かった。
ただ、やはり途中から上手くいきすぎていた感じもある。ご都合主義が多め。

Hシーンは演技がとても激しい。というか声でけえ。
また2シーン目以降は全てコスプレHという仕様。



葉子
葉子 響野さん家はエロゲ家さん!
響野商店を担当する流通の営業。サブキャラだが短いながらも√がある。
何かとミスが多いおっちょこちょいな性格。やる気も元気もあるのだがいかんせん空回り気味な所が多い。
最初はエロゲが苦手だったがいつの間にか平気になっていた。そこの過程ももう少しほしかった感。

√は蓮と付き合い始めてからさらにやる気になり、仕事量を増やすものの結局上手くいかず、蓮のアドバイスで目の前の業務をしっかりこなすようになっていった。
ただ他√ではミスよりも弱気になりすぎている点も多く、上司に叱られたらひたすら謝ることばかりで結構めんどくさい場面も多かった。…というより謝りすぎこの人…。

ただ、スタイルはヒロイン勢の中でもTOP。流石社会人。
立ち絵とCGのバストサイズが違うのはご愛敬。





シナリオ☆1.5つ

エロゲショップを経営し、様々な壁にぶつかりつつもその壁を乗り越えていく…という感じの話だと思っていた。しかしメインヒロイン4人の内2人はコスプレ、バーチャルアイドルとエロゲにあまり関係ない感じになってしまっていたのは残念だった。(一応エロゲがきっかけというのもあったのだが…。)

エロゲショップの知識や流通メーカー、サイン会といった業界の話が多く出てきており、今まで知らなかった事をゲーム越しで知ることができるのは結構良いと思う。
ただ、例を挙げるエロゲが自社作品(CUFFS系列)ばかりなのは…まあ仕方ないと言えば仕方ないのだがもう少し何かなかったのだろうか…。
後はやたらとトレーダー(実在のショップ)が持ち上げられてるのは何故なのか。



キャラ☆2つ

ヒロイン自体は大体可愛い。静乃が単純に酷い。
ただ原画の特徴なのかやたらと髪のボリュームが凄い感じがする。特に紡。
ちなみに一番好きなのは葉子。もっとシーン欲しかった。



音楽☆2つ

OPはDucaにしては珍しい感じの曲。
テンポが良いのだが、何となく合ってない感じもする。
EDは普通に良い感じではある。

後はたまに流れる響野商店のテーマ(?)あれは凄い耳に残る感じがした。…流れる場面が少ないのが残念なのだが…。



Rシーン☆1.5つ

各ヒロイン4~5シーン。葉子は2シーンと普通。
テーマがテーマだけに淫語が多くなるのかなと思っていたが、普通な感じだった。
シーン内容は微妙な感じ。特に良いのは無かった。
葉子の2シーン目が本当残念。巨乳が特徴的なのに、何故それを見せない体位にしたのか…。



総合66点

エロゲ業界の知識がつく…ような気がする。何となく。
特段面白いという感じではなく、正直微妙。

  1. 2020/12/02(水) 20:49:52|
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エロゲ感想 アインシュタインより愛を込めて

以下感想
ネタバレあり注意



















アインシュタインより愛を込めて

GLOVETYの新作。
どうやら処女作らしい。そしてライターも有名どころ。
…正直新島夕というライターのゲームは殆どやったことないけど、ライター自身の評判が良い感じらしいから期待。





唯々菜 唯々菜2 アインシュタインより愛をこめて √開幕から「身近な人に忘れられる」という普通にオカルトレベルの悩みがスタート。 ここからどうやってサイエンス系に持っていくんだと最初は思った。 何を考えているか分からない以外は普通すぎる女の子。 普通に吹奏楽が好きだし、普通にラーメンが好きだし…。ただ、その普通が唯々菜にとって凄く貴重な物だとは想像できなかった。後、たまにでる心の声の疑問形が中々に可愛い。 周太しか唯々菜を認識できないという非常に危うい状況の割には、割と楽しくやれているのが何とも危機感がないなと。ただ周太の行動が少々非常識ながらも唯々菜のため(あと自分の知的好奇心のために)だという事が明確に分かるからとても頼もしくは感じた。 後半においてテレパシーの能力によることが判明。 テレパシー能力って伝えるだけじゃないんだな…と勉強になりました。 ただごく普通の少女がコントロール不可のテレパシーを持ってしまい、クラスメートも家族からも疎遠にされてしまった。そりゃあ精神がおかしくなるのも仕方ないし、普通の日常に憧れたくもなる。 そして孤独という気持ちが唯一分かる周太。 唯々菜のために命を張ってまであらゆる手を尽くしている姿は、共通√で散々上から目線で蔑んでいた彼から比べ物にならないくらい格好良かった。…本気の恋は人をも変えるということか。最初はただの好奇心からだったのにな。 ただこの√だけでは分からないことが多い。 彗星機関やら鯨やら、特に後半の周太の能力は理解できなかった。 この点は他の√…あるいは何かしらのトゥルー等で分かるのだろう。 忍2 アインシュタインより愛を込めて ちょっとお節介で年上らしい優しいお姉さん。 おっぱいでかい。素晴らしい。ただ性格は子供。それが後々大変なことに…。 前半は店の立て直しから忍への告白といった所。周太の自信過剰な所が完全にマイナスになってしまう。 あれこれ偉そうに言っていても、世間から子供のままごとという現実を突きつけられる所は今までさんざ天狗になっていた周太へのお灸にもなったという感じ。その結果少し大人になったと言えるだろう。現に忍に子供が出来た時は相当勉強してたし。 忍も忍でまだ親に頼り、周太に頼りと子供っぽい所が抜けてなかった気もする。頭が良いとはいえ素人の意見を真に受けてるのだから。結局のところガキだったのだろう。
…しかしあれだけ厳しいと言われていた父親があっさり許すのはなあ…てか全然厳しくないじゃん。店に大ダメージ与えた張本人だっていうのに。 後半は子供が出来、ようやく人並みの幸せを掴もうとしたらまさかの機関に拉致。 流石に人生ハードモードすぎない?この場面は流石に周太に同情したし、凄く辛くなった。せっかく両親にも認めてもらえそうな感じがしたのに。 ただロミが最後になんとかしてくれた。本当良い女だよロミは。約束を何年かけても守ってくれるなんてさ。 …後、あの司令官が本当に唯々菜か。 難点だったのは周太と忍が再開した所でもう少しどうなったのかその先を見たかった。 どうもこれだけだと曖昧な感じがしてモヤモヤする。 後、忍結構エロい。 というか裸エプロンも正装姿もヤバくないか? 佳純 佳純2 アインシュタインより愛を込めて ボクシングギャル。結構サバサバしていて明るい性格。 今作で最も青春しているであろう√。 途中や終盤で周太に対する暗い場面があったもののそれ以外は殆どボクシング。 周太、佳純、片桐の3人で力を合わせてライバルに勝つという王道的な展開。ただそれ以上に3人で夏休みを楽しく凄く姿がとても眩しく思えた。そして周太が自ら彗星病を打ち明けた唯一のヒロイン。(ロミ以外で) ただ当然ながら終盤の記憶を失った周太の姿を見た佳純の悲しさがとても辛い。約束を守ることができなかったというが本当に。 そして彗星機関というクソ組織はよ潰れろ。後あの叔父胡散すぎるんだよなあ…。 まあ涙を流す理由すら答えられなかった周太がもう一度1歩ずつ歩き出そうとしている辺りまだ希望は持てるのかな。 佳純自身は結構ツッコミは激しいしやたらと食う悪い言い方をすると大雑把だけど、とにかく素直で真っすぐな所が良かった。あれだけひた隠しにした作戦をちゃんと信じる辺りは周太への信頼もあったかと思うけど凄いと思う。 …MAINになんか追加されてる…「OPEN THE DOOR」?……ああ、これでようやくロミ√いけるのか。 ロミ ロミ2 アインシュタインより愛を込めて ちびっこ天才少女。周太の幼馴染。 周太の彗星病を独自の解釈で治そうとするくらい優秀。実際それで延命できてるから凄い。 そして恐竜好きをいう変わった一面もあったり。…恐竜着ぐるみパジャマとか可愛い過ぎるでしょ。そして意外と抜けてる所がまた愛らしい。
ロミ アインシュタインより愛を込めて これで朝起きたら「アポロ…アポロ…」言い出すからね。たまらないよね。

どの√も周太の事を支えてくれるまさに相棒のような存在で他の誰よりも頼もしい。実際周太と一緒に住んでた時は安心感が半端なかった。 …殺されかけた時にロミを置いて逃げた周太は少しは同情するけど、幻滅した。 その後の行動で幾らかは帳消しになったけど。 √自体は唯々菜&佳純の所々を摘まんで合わせた話が序盤、小笠原諸島での旅行&決着が後半となる。 序盤は唯々菜の存在の消失の問題を考えながらも合宿して、花火見たり、バーベキューしたりと凄い青春を送っている。なんだかんだで周太も凄い楽しそうで良かった。唯々菜が消えるところは結構切ない感じもした。 小笠原諸島での旅行も楽しそうなんだけど、つかの間の休息という感じもして何とも言えない気持ちにもなる。 そしてようやく彗星機関の狙いや鯨関連が明らかに。…まあ他√で大体は分かってたんだけど。 ただどうして周太が選ばれたのか、ロミは何が目的なのかが知らないまま終わってしまった。 …周太消滅という最悪な結末だが…。最後の手紙に周太のボイスがあるのがなんともニクい演出だなあと。 …と思いきやGRAND√あるのか…。これが恐らく最後だろう。 GRAND ロミ3 アインシュタインより愛を込めて 今作のトゥルーであり、ロミ√の続き。周太とロミの過去や全ての謎も明らかとなる。 過去編は周太とロミの短い夏の冒険。 父親を助けるために子供二人だけで電車を乗り継ぎ、船に乗って親戚に助けを求めるなんてどれだけ父親が好きだったのかが良く分かる。冒険自体は短かったけど、とても眩しくそれだけにあの最期は衝撃的すぎた。 後半はアインシュタインと同化した周太の魂とロミが全ての決着をつける展開。 いきなり戦闘描写が多くなり少し驚いた。 周太ともう一人の周太という構図が少し複雑だった感じもするし、周太の肉体の管理もかなり雑すぎる流れだったように思える。 ただ、星とのやり取りの中で周太の性格が変わったという描写に関してもちゃんと理由付けされていたのは分かりやすかった。それに感化されるように今まで敵対していた星やメシアもどんどん仲間になるとかそれ少年漫画か何かか? ラスボス アインシュタインより愛を込めて 真理どんなのかちょっと見たかったわ。(世界崩壊するけど)

しかしそれ以外の展開はとても好み。アインシュタインとロミがヘリに乗り込むシーンは今まで周太が頑張りが認められたような感じがして泣きかけた。 そしてやはり最後の最後まで周太を愛し続けた父親が本当にグッとくる。タイトルの「アインシュタインより愛を込めて」っていうのはそういうことだったのかと。 帰ってくる場所 アインシュタインより愛を込めて
ここのシーン結構好き。
最後のロミが周太の前から消えるのは出来れば止めてほしかった。こんなの見せられたら鬱になるから。ただそれだけ心に残る終わりになったしまったために全て否定することはできない。 ミコとの最終決戦が曖昧で正直良く分からなかったのがマイナス。あとあの叔父やっぱ敵じゃないかそれ以外は非常に良かった。
シナリオ☆3つ 個別√では散らばっている情報も、最終的に一つに纏まっていく展開は非常心地よい。 その個別√も短かったが、逆に言えばそれだけ無駄な所を削除し、つまらない話を続けなかったので個人的にありだった。 話の内容も一転二転する展開にハマってしまい、止め時が分からなくなるほど夢中になった程素晴らしかった。 描写不足もあり分かりづらい所もあったにはあった。 そして、エロゲや恋愛という点においては×。 まあそもそも今作は周太の物語という点が強いわけだし、個別も後半は周太中心だったし。 ただそれを差し引いても凄い面白かった。…久々に1日中やってしまったよ…。 キャラ☆2.5つ とにかく今作は主人公・周太が滅茶苦茶目立つ。まあ今作は周太の物語なわけだし。 最初こそなんだこいつっていうレベルの高飛車上から目線野郎だったけど、過去の出来事や周太の置かれている現状を感じると段々そういう悪い感じには思えなくなっていた。悪く言えばガキなのだが、最終的には正義馬鹿になっていたのも驚き。…説教も大分多かったけど。 ヒロインは外見は圧倒的忍。あのエロいボディは反則です。性格は流されやすい感じもあるけども…。 ただロミが圧倒的メインヒロインなんだよなあ…。 どれだけ周太の事を助けたのか…。ただなんで最後どっか行っちゃったんだよ…。 音楽☆2.5つ 新世界αもOPムービーのフェードアウトが若干気になったけど凄く良い曲。GRAND EDで男性ボーカルになっていたのは驚いたけど、あれもあれで良い感じがした。 セカンドOPの「Answer」も好き。流石Duca。 Rシーン☆0.5つ 各ヒロイン1~3シーン。テキスト短いし、差分少ないし、ロミは1シーンだけ等トンデモ仕様。 エロゲという点に関して完全に駄目な理由の一つ。このご時世で良くこの少ない数で出せたな…。 原画は非常に良いだけに凄く残念に思える。…まあ話の展開的に仕方ないと言えば仕方ないのだが。 総合94点 新島夕のゲームは「魔女こいにっき」くらいしかやっておらず、どうせ余計なオチをかますだろうなあ…と思っていただけにこれほどのゲームを出すとは…侮っていました。 この心に残る何とも言えない読後感を感じさせてくれるとは……凄いわこのライター。 今年TOPクラスのゲーム。 本当に面白かったです。


  1. 2020/11/01(日) 20:20:33|
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エロゲ感想 ろけらぶ 神社×先輩

以下感想
ネタバレあり注意








ろけらぶ
フロントウイングの新作。
ロープラシリーズ「ろけらぶ」の3作目にして最終作。
1・2作目共に非常に良い出来なだけに凄く楽しみ。


シナリオ☆1.5つ

シリーズ3作目なためか序盤の展開はカット。八千代の家に住んでいるという所からスタートする。
神社がメインなためか前作まで少ししか語られなかった「破局のご利益」や「神様の正体」なども今作で明らかに。
主人公の一太郎は早い段階で八千代が好きと自覚していたためか、付き合い始めるのも割と早い。ただ八千代がかなり控えめだからイチャイチャするのは少し時間がかかるが。

神様との別れは予想以上に早かった。というか処女失ったら消えるのか…。
神様との別れの後は今までのろけらぶシリーズ同様のイチャラブ。
色々吹っ切れた八千代が教室でも部屋でもどこでも砂糖ドバドバの甘いイチャイチャ…見てて和む。

最後は八千代が学生でありながら妊娠という本来白い眼で見られかねない状況を、神様の力で祝福の空気に変えるという奇跡の力発動。それに加えて神様復活。と結構強引な展開。女の子妊娠してなかったら神様詰んでたんじゃ…。

一太郎と八千代が陽性の妊娠検査薬を持って神社にいる神様に報告するシーンはかなりシュールで笑った。



キャラ☆3つ
八千代 ろけらぶ
今作のヒロインは八千代。
見た目が小さい先輩で大和撫子。…というより色々抑え込みすぎてるヒロイン。
巫女さんだが「神様」や「破局のご利益」を信じていない。というのも自分の恋が叶わなくなると思ったからあえて信じなかったという…何といじらしいのか。

見た目が小さいためかお姉さんだけどちょこちょこしてて可愛い。ケーキで笑顔になったりしてる所も良い。
八千代2 ろけらぶ
可愛いんだよなあ…。

そしてあのおしとやかな感じもたまらない。二人きりの時に一太郎の事を「私のあなた」って呼んでる所が尊すぎて死ぬかと思った。
Hも巫女だから処女をあげられないという状況でも一太郎を満足させるために工夫して尽くしている姿がとても良かった。
まあ処女をあげた後は吹っ切れたようにキスが多くなり、距離感もかなり近くなっててヤバくなるのだが。萌えとはこういうことか。
ろけらぶシリーズの例にもれず、今作も最高に可愛いヒロインなのは間違いない。
八千代3 ろけらぶ
本当もうね。


神様は最初こそ八千代の身体を依代にして色々やってたのが気になるけど、中盤は神様らしく見守る立場に。
陽気で楽しい神様だけに登場回数が少ないのが残念。まあ最後に復活したから良いかな。



音楽☆2.5つ

前回と変わらないが、EDのボーカルがさらに増え3人に。
今更気づいたけどEDのタイトル「Marry Me!!!」って感嘆符3つになってるんだな…。
ボーカルも凄く楽しそうにEDを歌っている感じがでていて良い。OPは安定して素晴らしい。



Rシーン☆1つ

シーン数は6シーン。
髪コキだったりアナルだったり結構マニアックなプレイもあったりする。
表情は良い感じで可愛いけど、用途としては使えなかったかな。


総合80点

ろけらぶシリーズの最終作も中々に良い出来と言える。
ここまでのイチャラブシリーズは中々ない。
プレイして良かったと思えるシリーズでした。

八千代4 ろけらぶ
  1. 2020/10/16(金) 20:33:00|
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エロゲ感想 ハミダシクリエイティブ

以下感想
ネタバレあり注意

















ハミダシクリエイティブ
まどそふとの新作。
ここのメーカーはなんだかんだで全作品購入中。
今回もおそらく萌えキャラゲーでしょう。



妃愛
妃愛 ハミダシクリエイティブ
駄目兄製造機妹。最初から最後までとことん兄・智宏を甘やかす超ブラコン。その愛情はゲーム開始時から振り切れまくっている程。
しかしその根底は「兄の理想の妹でいる」という想いからなるものである意味で兄の理想を演じているような感じ。だからこそ他√では聞き分けの良い妹なのかと。その反動か妃愛√では兄好きを抑えられずに大暴走するが。
兄妹特有の会話から凄く仲が良いというのが伝わってくるし、何より妃愛が本当に可愛い娘。ひよひよ~とか割と悶える。

ただシナリオ内容としてはそれなりに重い。有名人ならではの炎上やイベントのハプニング等妃愛が何をした?ってレベルで不幸が襲い掛かる。しかし妃愛はそれにも負けずに家…もとい兄の前では心配かけまいと気丈にふるまう…本当なんてよい娘なのだろう。
まあそのような壁を乗り越え兄を両想いとなり、また、昔の兄に対する嫌悪感や両親が事故で亡くなったときにどれだけ助けられたのかという妃愛の感謝も聞けたから悪いだけではないのかもしれない。

それ以外の登場人物は本当に酷い。というより立ち絵なしモブの大半がクソキャラ。
卵投げたファンもそうだが、鍵垢明けて炎上のきっかけになった声優友達もクソ。しかも自分はノーダメとかなおさらでしょ。
兄妹で愛を確かめつつ、壁を乗り越えていくという話だからそういった問題は必要ではあるのだが、それを差し引いても胸糞展開が多すぎて気分が悪い。
後は、兄妹恋愛も最後まで周りに黙っている感じだったから完全なハッピーエンドという感じとは思えなかった。

妃愛3 ハミダシクリエイティブ
カウンターに弱い妹、好き。





華乃
華乃2 ハミダシクリエイティブ
最初は智宏に対する対応がいちゃもんだらけで嫌悪感凄かったし、一方的で理不尽な約束ばかりでイラっと来るようなヒロインだった。ただ個別√で明かされた過去が過去だっただけに仕方ないかなと考えを改めた。仲間に嫉妬からブスだのなんだの言われたらそりゃあ人間不信にもなるもんだ。

付き合い始めてからの華乃は基本デレデレ。
最初に智宏に好意を持って付き合おうとした時もほぼ(イベント前の徹夜効果含む)勢いだけだったし。あの時智宏は告白渋ってたけど、あそこでOKしてたら間違いなく途中で別れてただろうなあ。
華乃自身は最終的に過去のトラウマを克服し、むしろ見返してやるという気持ちがガンガン前に出ていた。智宏の事を悪く言うと自分の事のようにキレる姿を見て結構好きになれた感じもする。

そして何よりH好き。もうやばい。なにこれ。
一人でオナニーするわ、疲れたらHしようとするわ、暇さえあれば一日中ヤッてるわととんでもない。性豪かな?

√に関してはやたらと人間の嫌な部分ばかり書かれていて不愉快マシマシだった。又、肝心の文化祭もいつの間にか文化祭前日になっていて時間の感覚も分かりづらい。後、天梨が所々で空気読めなくて若干うざかった。
華乃3 ハミダシクリエイティブ
屈指のエロ娘




あすみ
あすみ2 ハミダシクリエイティブ
最初から最後までVTuberの話。
俺VTuber全然知らないんだけど、この業界こういう感じなの?話の一つだからフィクション要素もあると思うんだけど、金儲けのために参入する企業もあるの?良く分からない。まあそこは置いといて…。

一度は挫折した歌手という夢をVTuberを通して努力していくという話。(とは言ってもあすみは元々人気はあったが)
過去の失敗から自らを追い込んでしまいプレッシャーを感じ続け自信をなくしていたあすみだが、智宏を中心に生徒会のメンバーのフォローによって再起していくという話。
結構シンプルで分かりやすかった。
又、あすみの努力を通して少しずつ生徒会メンバーの絆が強くなっていくのが感じられたのも良い点。

そしてあすみ自身はとにかく相手を褒めまくって駄目にするダメ人間製造機のように思える。小動物みたいにちまちました感じで可愛いし、悪い所が殆どない。せいぜいネガティブな所くらい。
ただ恋愛が分からないと言っていた割には智宏とあっさり付き合ってたな。もう少し何かしらの葛藤なりがあると思ってた。

そしてマネージャー。クビにしていいんじゃない?おっちょこちょいってレベル超えてるでしょあれ。
あすみ ハミダシクリエイティブ
これは天使ですね。





詩桜
詩桜 ハミダシクリエイティブ
最初の印象は最悪クラスのヒロイン。生徒会に入れた原因を作っている癖に反省も一切しないどころか邪魔すらする等酷すぎてヒドインじゃねえのかと思ったほど。
一応大人のエゴに振り回された結果会長職を辞めたということではあるのだが、嫌がらせは完全にわざとらしい。マジかよ最悪じゃねえか。
ただ単に性格が悪いということではなく詩桜が認めた人物に関してはかなり優しくなる。後半の智宏とかまさにそんな感じだし。まあそれでも自分を基準に考えて何も手だししなければいいのに「試練」とか言って色々やりたい放題するのはどうなのだろうか。

しかしそんな難儀な性格のせいか好きになったらとことん愛するタイプ。クールでありながら出来る限りの愛情を注ぐ。そして少しでも非があるとちゃんと謝る等共通では考えられない程素直になってた。後半謝りっぱなしだったし。
√は智宏の努力が台無し…とまでは行かないけど報われないのが残念だった。でもまあそのおかげで夢を見つける事ができたと言えるだろう。
まあ交通事故は完全に自業自得な気もするけど…。

詩桜自身は後半の振る舞いを考えてまだ良くなってるから許せると思うが、モブが最悪。いちゃもんつけた3年生もそうだが一番最悪なのは妃愛のマネージャー。生徒会うんぬんの問題の原因全てこいつのせいじゃん。何色気使ってるの?死ねや。
詩桜2 ハミダシクリエイティブ
味方につけば頼もしい。





シナリオ☆1.5つ

俺個人としては今作はキャラゲーという風に見ている。それ故に可愛い所を沢山見せてくれるヒロインとの恋愛というのを期待していた。
確かに期待通りイチャラブはできていたと言える。

ただそれと同じくらいモブ共の心無い嘲笑も多く不愉快な展開も多かった。特に妃愛√は妃愛自身にも僅かながら問題はあるものの、周りのせいでとんでもない目に合っており、かなりイラつく展開。

またやたらと細かく説明口調な地の文。ADVというより小説に近い感じ。どういう状況なのか主人公がどう思っているのかが分かると言えば分かるのだけど、いかんせん説明が長すぎる。
後、各章のタイトルがやたらとパロやネットスラングが多い。中途半端だから余計にモヤモヤする。




キャラ☆2.5つ

まず主人公はダメ。少しの行動を起こせば大体成功する。最初のシンポジウムとか少し自分の意見を言っただけで周りから賛成されてるし意味わからん。そして共通√ではやたらと自分の事を屑と卑下する等ウザイ。しかし個別ではあまりにもだらしなさ過ぎるため屑という点はあっているかもしれない。

ヒロインに関しては第一印象が最悪だったのは華乃と詩桜。そのうち華乃は過去に色々あったために仕方ないと言えるが、問題は詩桜。どう考えても振り回している立場のハズなのに悪びれもしない等割と最低。個別で巻き返したもののどうしても序盤の行動を思い出させてしまう。
しかし妃愛がそれらの悪いヒロイン要素を全て帳消しにしてくれてるレベルの超優良妹。ぶっちゃけひよりんゲー。

そしてモブ、大人達は最悪。一部のモブはまだマシだが、それ以外の立ち絵無しの登場人物は大抵クソ。
妃愛の友人とかマネージャーとかクソの極み。
ライターは陽キャ嫌いなのかな?





音楽☆1つ

OPは音量ミスなんじゃないかと思うほど小さい。曲としては微妙。
そしてEDは各√1曲ずつの計4曲とかなり豪華。ただ個人的にこれが良いという曲はなかった。





Rシーン☆2つ

シーン数自体は5~6シーンと割と頑張ってる印象。
シチュも良く、詩桜もHシーンに関して「は」評価できる。
程よい肉体的ムチムチ感のラブラブHは中々な物だった。

一番は華乃。本人がエロすぎるせいでかなり積極的。発情ハート目が見れるとは思わなかった。



総合70点

個人的に微妙。
ただ妃愛は最高に可愛い。
ひよりんゲー。

  1. 2020/10/14(水) 22:10:00|
  2. エロゲ感想2020年
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エロゲ感想 白昼夢の青写真

以下感想
ネタバレあり注意



















EjdaGKaUwAM9cgO.jpg
Laplacianの新作。
ここのメーカーは現在全部購入中。凄く綺麗なパッケージでちょっと驚いた。
体験版も一切プレイしてないからどんなゲームか分からないのだが果たして…。


CASE-1
凛 白昼夢の青写真
ただただ惰性で生きている有島先生と生徒・凛との恋物語。
お互いが孤独で何もかも投げ出しているような二人だが、有島先生が挫折するきっかけとなった小説家であり、又、凛に一切の愛を与えなかった父親でもある波多野秋房という共通の人物とその小説を通して惹かれ合うストーリー。
その姿はまるで足りない所をお互いに埋めるかのような関係にも見えた。

メインとなるのは有島先生の生き方。
自作した小説を凛に散々なことを言われ、さらには妻にレイプをするなどどうしようもない所まで堕ちていた中で見つけた秋房の日記。もうこの時点でヤバいと感じる。特にお互い考えている事が同じだと分かった時はゾッとした。これもう一種の麻薬だよ。

そんなヤバい思想も自殺願望も全て凛が救ってくれた。
もしかすると有島先生に一番必要だったのは愛情だったのかもしれない。「良い小説を期待して待っていた妻」より「有島先生の小説を心から読みたいと言ってくれる凛」の方が断然良いに決まっている。この差は大きい。妻と離婚しながらも色々吹っ切れて楽しそうに小説を書く有島先生がまさにその証拠と言える。

凛も有島先生の妻には絶対に負けないという強い想いが良く出ていた。
どんな些細な事でも勝とうとするその気持ちはそれだけ有島先生を自分の物にしたいからだと思う。(まあこの想像はある意味で外れてたんだけども…。)
殆ど何もしてこなかった両親よりも、ちゃんと叱ったり、励ましたりしてくれた有島先生という大人の男性に惹かれるのは仕方ないのかもしれない。
最後に妊娠が発覚し、母親になると決意した凛もまた有島先生のおかげで変わることができたのかもしれない。

そして渡辺先生凄い良い奴すぎない?妻はまあ夫婦生活が冷え切ってるから何とも言えないけどあまり好きになれない。



CASE-2
オリヴィア2 白昼夢の青写真
酒屋の青年ウィルと女優を目指すオリヴィアとの身分を超えた恋物語。

最初は凄くコメディチック。
酒屋での馬鹿なやり取りやオリヴィアのハチャメチャな演技の指導、やる気のない他の団員等やり取りが面白く、正に喜劇といえる感じだった。
そんな中でもウィルを中心に少しずつ団員との絆が深まっていくに連れ、演劇が良くなっていくのは良い雰囲気がとても心地よく感じた。

しかし後半から一気に転げ落ちる。
特にご都合主義なぞ一切ない最後は非常に堪えた。
最後に「ロミオとジュリエット」を演目として演じた事によりこの恋の切ない終わりが凄く伝わってきた気もする。
これこそまさに悲劇だろう。

ウィルことウィリアム・シェイクスピアは才能はあるが全く活かせていないような人物だったのに、後半からの怒涛の成長からの復讐は見ていて痛快だった。それ故にマーロウの仕打ちがないのがとても非常に許せない所だが、この時代ならではと考えると仕方ないのかもしれない。絶対に許さないけど。

オリヴィアは最初こそ毒舌でなんだこいつって思ったけど、ウィル達との触れ合いで精神的に強く、そして非常に美しく成長した。
生涯ウィルだけを愛すると誓った最後のキスはもう本当切なくて心が重くなった。
後凄くエロい。

3つのCASEの中でも一番キツイ終わり。辛いんだけど凄く心に残る夢の話。





CASE-3
すもも 白昼夢の青写真
母親と同じプロのカメラマンを目指すカンナといつもおちゃらけていて悪い言い方を適当に生きているすももの短い夏の恋物語。そんな2人に加えて自称・スクラップハンターの梓姫の3人で母親が見たかった風景を探すという羨ましいほどの青春。結局その場所は近くにあったというオチだったけど。幸せの青い鳥みたいだ。

大人2人に学生1人というやや不安定な3人だが凄く良い関係のように思えた。
歳の差があっても言いたいことを言い合える仲間…というより家族のような感じに思える。キャンプとか凄い楽しそう。

そんな感じで明るい展開ながらもちゃんとカンナの成長を描かれているのも良い。
早くカメラマンになりたいがために周りにあたったりするなど焦りっぱなしだったカンナを、すももの自然体の言葉のおかげでカンナ自身が自分と向き合い本当に撮りたいものを気づく…これこそが子供から大人へと成長というべきだろう。
そして人に寄り添い元気づかせることのできるすももは立派な教師だと思う。…授業等に関してはもう酷すぎるんだけど。

父親も父親で言葉が不器用ながらも凄くカンナの事を考えてるのが分かる。
夢を応援しつつ、カンナにアドバイスをしてあげる理想な父親だろう。
すももとの別れの時で泣いているカンナに対する父親の言葉は結構クるものがあった。

他の話と比べると、悲観的なラストではなかったのは良かった。
再開する可能性もあるし一番明るい終わり方ではないのだろうか。
ある意味でCASE-1と真逆のストーリーのように思える。


CASE-0
世凪3 白昼夢の青写真
海斗と世凪の物語。今作におけるトゥルー√。
そしてCASE-1~3のネタ晴らし。

まず今回で明らかになった世界観だが、予想以上に凄い未来だった。
身分別に分かれた住居に鳥籠のような国、発展されまくっている科学技術と進化を求めた続けた人間のなんとまあ業が深いこと…。
寿命200歳近くってもうとんでもないことになってるな。…まあその行き過ぎた進化のせいで絶滅しかかってるんだけど。

CASE1~3は世凪が書いた小説だということが明らかに。しかも世凪が経験した&周りの人々等が登場人物に影響しているのは面白い構成だなと思う。

CASE-3は子供の頃の世凪が経験したことが中心となっている。子供特有の明るさがあるからこそ、すもももこんなに明るいキャラクターになったのだろう。この頃は遊馬も狂っていなかったから良い父親って感じもしたし。もしかすると世凪の「こういう父親が欲しい」という願望もあるのかもしれない。

CASE-2は勉強し少しずつ大人になっていった時の世凪の作品。ちょうどその頃に読んで興味を持ったシェイクスピアの物語は自分なりにアレンジしたのがこの小説のように思える。
別れが明確になっているというラストは、世凪が今後記憶を失い海斗と別れるのを分かったからこそのあのラストなのかもしれない。

CASE-1は最も世凪の心情を表した作品。作中で妻(モチーフは世凪の母親)を何故あれほど嫉妬した描写があったのかと疑問を持ってたけどそういう事だったのか…あの似顔絵を見た時はすごい衝撃的だった。
全体的に話が暗いのはちょうど世凪が海斗と喧嘩した時だったからだろう。渡辺のモチーフは恐らく入麻だろうなあ…。
恨み 白昼夢の青写真
この絵を見て思わず「凄ぇ…」と口に出してしまった。

他にも背景や住んでいた家等細かい所で色々考えられていたのかがわかる。ただ世凪が作った劇中劇という設定は、ゲーム内では本当に存在している人物ではないということで若干複雑な感じもする。

CASE-0は全体的に重い。世凪が元気だった頃はまだ明るい感じだったが、世凪がいなくなると凄く暗い感じになる。ムードメーカー必須これ絶対。
ただ海斗…こいつがもう少し世凪としっかり話し合えていればここまでこじれることはなかったのではなかろうか。最初の仲違いに至っては世凪の言い分も聞かずに一方的に自分の意見をぶつけて世凪を傷つける言動は、流石どうなのか…と感じた。世凪の実験に関しても、海斗が世凪のために実験をしていれば世凪がこんなに早く自我を失うこともなかっただろうし…。下手に世界を救おうとしたがためにこうなってしまった。
ただこういった問題がなければ世凪の抱えている問題も仮想空間も理解できなかったためになんとも複雑な気分。

そして忘れてはならないのはCASE-0におけるある意味敵とも裏の主人公とも言える遊馬。
前半の好人物から一転、後半は手段を択ばないマッドサイエンティストに。まあ遊馬の過去から元々そういう人物なのかもしれないが。
妻を人口科学の進化の奇病で失い、ありとあらゆる研究をしても救えなかった苦しみはよくわかる。
あそこまで狂った原因も海斗の成果を見てしまったからかもしれないし。
ただ、世凪を実験体として使い、尊厳を踏みにじった仮想空間を作ったのは流石に許されない。何かしらの制裁を受けてほしかった。
…遊馬自身色々失っているというのは理解してるのだけども…。

結局実験には成功し世凪は目覚めることができたが、海斗が好きだった世凪にはならなかったのは中々に辛い展開。
世凪が世界になる決断も本当、なんともまあ色々ままならないものだな
ご都合主義のない鬱ゲーのような切ないラストはキツいけど良い終わりだと思う。





世凪6 白昼夢の青写真
……と思いきやまさかの仮想空間で再開からのハッピーエンド。
余韻返せ。



幸せなエピローグ

実は夢でしたーって感じかと思いきや本当にハッピーエンド。
CASE-1~3の話もグッドエンドが追加。
CASE-1と3はまだ希望があるような終わりだったけど、CASE-2のオリヴィアに関しては完全に詰みの状況でどういう結末にするのかと見ものだったのだが、まさかの斜め上過ぎる展開。貴族お前ホモかよ…。
今までが理不尽のオンパレードだった分最後にハッピーエンドになって良かった半面、ご都合主義のラストはどうなのだろうかとモヤモヤしたりもして、良くも悪くもないという感じ。
一応海斗が世凪のことを語り続けていたから再開できたという見方もできるが…。

最後の鬱みたいな気持ちが消し飛ばされたのはマイナス。
これは評価分かれそう。





シナリオ☆2.5つ

一見バラバラのようなCASE-1~3。しかし実は全て繋がっており、それがCASE-0で明らかになった時は衝撃は中々な物だった。
各シナリオもかなり作りこまれており、非常に面白い。一番心に残ったのはCASE-2。
CASE-0の徹底的に絶望させる展開も凄くキツいものがあった。

ただラスト。強引にハッピーエンドに持って行ったのが残念。




キャラ☆2.5つ

海斗は一見凄い優秀に見えて、実はやらかしまくってた主人公。
お前はもう少し世凪の心情を理解したほうが良い。
ただ世凪を助けるための実験に挑む覚悟は評価したい。

世凪は女神そのもの。最初から最期まで海斗導き続けた最高のヒロイン。
病に蝕まれながらもそれだけ海斗のことを想うその強さ、感服した。
後、オリヴィアも割と好き。意外と表情コロコロ変わる所が可愛い。

サブキャラは渡辺や入麻等親友キャラは非常に良かった。
ここのメーカーやっぱ悪友キャラ作るの上手いわ。

CGに関しても凄く綺麗。背景や立ち絵からして魅力的でヒロイン達の可愛さを際立たせている。美しさ半端ない


音楽☆2つ

各シナリオにOP・EDがあり、しかもEDは歴代ラプラシアン作品のアレンジというのが凄いテンション上がった。
ブルガニロとかかなり良い。
OPムービーもそれぞれのシナリオに合わせた編曲。冷たい壁のむこうにとか良かった。



Rシーン☆2つ

非常に洗練されたCG。それだけにエロさも凄い。
シーン数自体は各4シーンなのだが、前戯のみのシーンも含まれているため若干勿体ない気も。
また話の展開的にあまり抜くようなことができない。

ゲームクリア後の追加HはCG1枚分しかなかったのがなあ…特にオリヴィアとのHはもうギャグとしか思えなかった。




総合86点

極めて質の良い作品。
話の構成も上手く、今作におけるラプラシアンの本気が良く分かる。
ただラストといい、CASE-0における同じ過ちの繰り返しといいほんのちょっと悪い所もあったかな。

でもまあ面白かったし、十分でしょう。
  1. 2020/10/08(木) 22:01:32|
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